ハンターカブ CT125でツーリングを楽しみたい――そんな思いから「ハンター カブ ツーリング」と検索したあなたへ、このページはぴったりのガイドになるはずです。
CT125は、その機動力・積載性・燃費のバランスに優れ、日帰りからロングツーリングまで幅広く対応できる万能なバイク。だからこそ、ツーリング仕様にどんなツーリングカスタムを施せばより快適になるのか、どんな装備が必要なのか、悩む人も多いはずです。
ここでは、実際のツーリングブログから見えるリアルな工夫や、旅に欠かせないハンターカブリアボックスの選び方、想定すべきツーリング距離、そして起こりがちな落とし穴まで、ツーリングを最大限に楽しむための知識を詰め込みました。
初めての人も、これから旅を深めたい人も、ハンターカブ CT125で自由なツーリングライフを叶えるためのヒントを、ぜひチェックしてみてください。
- ハンターカブ CT125をツーリング仕様に仕上げる方法がわかる
- 快適なツーリングのためのカスタムや装備が理解できる
- 実際のツーリング距離や走行時の注意点が把握できる
- ツーリングブログの実例から楽しみ方や失敗例を学べる
ハンターカブでツーリングを満喫する方法

ハンターカブ CT125は、ツーリングとの相性が抜群な一台です。
その魅力を最大限に引き出すには、車体の特性を活かした仕様やカスタム、そして他のライダーたちの工夫や体験から学ぶことが大切です。
ここからは、ハンターカブでツーリングを楽しむためのヒントを、仕様・装備・実例の視点からご紹介します。
- ハンターカブ CT125のツーリング仕様とは
- ツーリング カスタムのおすすめ
- ハンターカブリアボックスの選び方
- ツーリング ブログから学ぶ実例
ハンターカブ CT125のツーリング仕様とは
ハンターカブ CT125を「ツーリング仕様」に仕上げるとは、単に走るだけのバイクではなく、自分だけの旅に最適化された一台へとカスタマイズすることを意味します。ノーマルでも十分魅力的な性能を備えているCT125ですが、長距離走行やアウトドア志向のツーリングに備えるためには、いくつかの実用的なカスタムが加わることで、さらに快適性・安全性・積載性がアップします。
まず、多くのライダーが最初に取り組むのが積載装備の拡張です。ハンターカブは純正のリアキャリアが大きく、パニアケースやリアボックスを取り付けやすい構造をしています。例えば、GIVIやSHADといったメーカーのトップケース、もしくは防水性の高いキャンプバッグを取り付ければ、テントや調理器具、着替えなどの荷物も余裕で積載可能です。
次に、防風・防寒対策としてのウインドシールドの装着も人気です。ロングツーリングでは風の疲労は想像以上に大きく、特に高速寄りのバイパスや寒い季節の早朝走行では、風防があるかないかで体感疲労が変わってきます。コンパクトなスクリーンでも、顔や胸元に直接風が当たらなくなるだけで驚くほど楽になります。
さらに、ハンドル周りのカスタムもツーリング仕様には欠かせません。スマホホルダーやUSB電源ポートを取り付けることで、ナビの活用やスマホの充電が走行中でも可能になります。グリップヒーターを追加すれば、寒い時期のロングライドも快適です。
また、CT125はノーマルでオフロードもある程度こなせる設計ですが、さらにツーリング性能を高めるために、足回りやタイヤの変更も検討されます。オンロード主体ならブロックタイヤからやや細めのオンロード向けタイヤへ、逆に林道を多く走るならブロックパターンを強化する方向で調整されます。
このように、「ハンターカブ CT125のツーリング仕様」とは、自分の旅スタイルや走るルートに応じて、カスタムパーツや装備を最適化した状態のことを指します。大事なのは「どこに行きたいか」「何を積みたいか」「どんな風に走りたいか」を明確にして、それに合わせて必要な装備を加えていくこと。旅の数だけ仕様がある――それがCT125というバイクの魅力です。
ツーリング カスタムのおすすめ

ハンターカブ CT125をより快適・安全にツーリング仕様へとカスタムするには、「積載性」「快適性」「視認性・安全性」の3つを軸に考えるのが基本です。以下では、実際にツーリング愛好者が導入している定番〜応用カスタムをご紹介します。
1. リアボックス&サイドバッグで積載力アップ
長距離ツーリングの必須カスタムが、リアボックスとサイドバッグです。特に人気なのがGIVIやホムセンボックスなどの30〜50Lクラスの大容量ボックスで、キャンプ用品や着替え、メンテナンス用品まで余裕で収納できます。
さらに左右のサイドバッグも追加すれば、積載の自由度が格段にアップ。ツーリングの行動範囲も広がり、旅の自由度を一気に引き上げてくれます。
おすすめリアボックス:サイズ別【45L/55L/65L】解説記事はコチラ
~おすすめ シートバッグ~ サイズ別 詳しい解説記事
👉【日帰り~1泊サイズ】 → 詳しい解説記事はコチラ
👉【~2泊3日サイズ】→ 詳しい解説記事はコチラ
👉【3泊以上 ロング ツーリング サイズ】→ 詳しい解説記事はコチラ
👉【キャンプ ツーリング サイズ】 → 詳しい解説記事はコチラ
2. ウインドシールドとナックルガードで防風対策
長時間の走行では風による疲労が蓄積しやすく、ウインドシールドはその対策に有効です。専用設計されたクリアタイプやスモークタイプを選べば、見た目を崩さず機能性も確保。ナックルガードと併用すれば、手元の冷えや飛び石のダメージも軽減できます。
3. スマホホルダー&USB電源でナビ&充電環境を整える
ツーリング中のナビや音楽再生にスマートフォンは欠かせません。落下防止機能付きのスマホホルダーに加え、ハンドル周りにUSBポートを設置すれば、長距離移動中のバッテリー切れにも安心。防水仕様のタイプを選ぶと雨の日でも心配無用です。
4. 快適な走行のためのサスペンション&タイヤ交換
荷物を積んだ状態での安定走行には、サスペンションの強化が効果的。プリロード調整やロングタイプに交換することで、地面からの衝撃が和らぎます。また、舗装路が中心ならロード向けタイヤ、林道中心ならブロックタイヤへ変更することで、グリップと走行性が向上します。
5. 長時間ライドに必須!ツーリングシートへの交換
長時間ライドで尻痛に悩まされる前に、ゲル内蔵のツーリングシートや、装着式のクッションパッドへの交換がおすすめです。通気性に優れたメッシュタイプや、防水仕様のタイプもあり、季節や用途に応じて選べます。
6. 夜間も安心!LED補助ライト&フォグランプ
純正ライトだけでは視認性が心もとない場面もあります。そんなときには、ハンドルバーやフロントフォークに取り付け可能なLED補助灯やフォグランプが役立ちます。夜間走行やトンネル、霧の多い地域での走行にも対応でき、安全性が格段に上がります。
7. すぐに使える!タンクバッグ&ハンドルポーチ
財布やスマホ、地図など、サッと取り出したいものはタンクバッグやハンドルポーチに収納するのが便利。マグネットタイプやベルト固定タイプ、スマホ操作対応のクリア窓付きなど、用途に合わせて選びましょう。
8. 万が一に備える!ドライブレコーダーの装着
昨今、ツーリングライダーの間で急速に普及しているのが**バイク用ドライブレコーダー(ドラレコ)**です。
事故や接触トラブルの証拠としてだけでなく、旅の記録や絶景の保存にも使えます。
ハンドルマウント式、シート下収納タイプなどさまざまなモデルがあり、防水性能やバッテリー容量も要チェック。
「ハンターカブにドラレコは必要?」と感じる方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
9. 仲間とのツーリングならインカムは必須アイテム
ソロライドだけでなく、仲間と走る機会が多いなら、バイク用インカムは必需品。
走行中でも会話が可能なため、道案内や休憩タイミングの共有がスムーズになります。
また、Bluetoothでスマホと連携すれば、通話・音楽・ナビ音声なども同時に利用可能。音質や接続距離、同時接続数などをチェックして選ぶと失敗しません。
インカムの選び方や人気機種は、こちらの記事で紹介しています。
このように、ハンターカブ CT125のツーリングカスタムは、あなたのスタイルや行先に応じて柔軟に拡張できます。今回紹介したカスタムアイテムはどれも実用性が高く、記事ごとに詳しく深掘りした「パーツ別特化ページ」に誘導することで、内部リンクによる回遊性アップと、アフィリエイト収益の最大化にもつながります。
次は、それぞれのパーツを詳しく解説した記事をぜひご覧ください。きっと、あなたの「理想のハンターカブ旅仕様」が見えてくるはずです。
ハンターカブリアボックスの選び方

ハンターカブ CT125は、ツーリングを楽しむライダーにとって“積載性”が大きな魅力の一つです。その中でもリアボックスは、積載力を劇的に向上させてくれる実用的なカスタム。とはいえ、サイズ・デザイン・素材・取付方法など選択肢が非常に多く、「どれを選べばいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、ハンターカブに最適なリアボックス選びのポイントを初心者にも分かりやすく解説します。
1. 容量で選ぶ:使い方に合ったサイズが重要
リアボックス選びで最初に考えたいのが「容量」です。
たとえば日帰りツーリングや通勤・通学がメインなら30〜40L程度でも十分ですが、キャンプ道具や着替え、調理器具などを積むロングツーリングなら45L〜65Lが目安になります。
45Lならヘルメット1個+αの収納力、55L〜65Lクラスになるとキャンプギア一式を積めるようになります。
ただし、容量が大きくなると車体後方の重心が上がり、ハンドリングに影響が出やすくなるため、キャリアとのバランスや走行安定性も考慮することが重要です。
2. 素材で選ぶ:見た目だけでなく機能もチェック
リアボックスには、主に**ハードタイプ(樹脂・アルミ製)とソフトタイプ(ナイロン・ターポリン素材)**があります。
- ハードタイプは、耐久性・防水性・防犯性に優れ、常設で使いたい方におすすめ。GIVIやSHADなどの製品が人気で、鍵付きタイプが多く安心感があります。
- ソフトタイプは軽量で取り外しやすく、使わないときは畳んで収納可能。防水性能は商品によって差があるため、雨天を想定するなら止水ファスナーやターポリン素材を選びましょう。
どちらが優れているというより、「日常使いが中心なのか」「キャンプや旅での使用が中心なのか」によって適したタイプが変わります。
3. 取り付け方法と互換性に注意
ハンターカブには広めの純正リアキャリアが装備されていますが、ボックスの取り付けには汎用プレートやボルト固定、U字金具などを使うタイプがあります。
- GIVI製品は基本的に専用ベースプレートを使用し、しっかりと固定できます。
- ホムセンボックス系は穴あけ加工してU字ボルトや結束バンドで固定する方法が一般的。安価ですが、防犯性や脱着の簡便さでは劣る場合もあります。
さらに、リアキャリアを延長するカスタム(ロングキャリア)を組み合わせることで、大型ボックスやサイドバッグとの干渉を防ぎ、積載バランスを整えることができます。
この点については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
4. デザイン・カラーの統一感も大切
ハンターカブは無骨でレトロなデザインが魅力。そこに真っ黒の無機質なボックスや、原色カラーが浮いてしまうと、せっかくの雰囲気が損なわれてしまうこともあります。
近年は、カーキ・サンドベージュ・グレー系のミリタリーテイストなリアボックスも増えており、ハンターカブと調和のとれたスタイルに仕上げやすくなっています。ステッカーやステンシルでカスタムするユーザーも多く、「見せる収納」として遊ぶのも醍醐味です。
5. 実際の使用感や評価も確認しよう
リアボックスは一度取り付けると、毎日のように使うパーツになります。Amazonや楽天市場などのレビューだけでなく、実際にハンターカブに装着した写真付きのブログやSNS投稿を参考にすると、サイズ感・取り付けやすさ・鍵の使いやすさなど、よりリアルな情報が得られます。
特に初めてのボックス選びでは、以下の記事も参考になるはずです。

リアボックスは、単なる「荷物入れ」ではなく、あなたのツーリングスタイルを形にしてくれる重要なアイテム。積載力を確保することで行動範囲が広がり、旅の自由度が格段に上がります。
自分の使い方やバイクとの相性をしっかり考えたうえで、お気に入りのひとつを見つけてください。
ツーリング ブログから学ぶ実例

「ハンターカブでツーリングを始めたいけど、どんな楽しみ方があるの?」
そんな疑問を持っている方には、実際のツーリングブログを読むことがとても参考になります。ブログには、リアルな体験談、走行ルート、持ち物リスト、使用したカスタムパーツなどが写真付きで掲載されていることが多く、「次は自分もこのルートを走ってみたい!」という気持ちを高めてくれます。
特にハンターカブ CT125でのツーリングブログでは、以下のような実例が多く見られます。
1. 日帰りツーリングで“プチ冒険”を楽しむ
ハンターカブは取り回しが軽く、燃費も良いため、日帰りのショートツーリングがとても人気です。
多くのブログでは、「朝出発して、山間の温泉地までソロツーリング」「河川敷沿いをのんびり流して、地元の名店でランチ」など、1日の中で楽しむちょっとした“冒険”が紹介されています。
このようなブログは、初心者にとって特に参考になります。装備や服装、当日の天気や路面の様子、駐輪場の情報まで細かく記されているため、「自分にもできそう!」と感じやすいのです。
2. ロングツーリングで地域を跨いだ旅
中級〜上級のハンターカブライダーは、何泊もかけて遠方まで走るロングツーリングにも挑戦しています。
例えば、「関東から信州を抜け、北陸まで走り抜けた4泊5日の記録」や「九州一周ツーリング」など、長距離でも燃費の良いCT125だからこそ実現できる旅のスタイルがたくさんあります。
ロングツーリング系のブログでは、キャンプ道具の積載方法や、走行中のトラブル対処法、観光地や秘湯めぐりの情報も豊富。記事を読むだけで旅気分を味わえるうえ、次の目的地のアイディアにもなります。
3. 林道や未舗装路のアタック記録
ハンターカブの本領を発揮するのが“林道ツーリング”。市販バイクの中でも走破性の高いCT125は、林道好きのライダーにも多く選ばれています。
林道ブログでは、グラベル(砂利道)や泥道の走行レビューや、倒木・崩落対策、地図に載っていない“秘境ルート”などが紹介されており、まるで探検隊の記録を読んでいるようなワクワク感があります。
初心者には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、こうした体験談を読むことで、「準備すれば自分も行けるかも」という前向きな気持ちになれるのが魅力です。
4. カスタム紹介と使って良かった装備レビュー
多くのツーリングブログでは、走行ルートの紹介だけでなく、使用したパーツや道具のレビューが掲載されています。
たとえば、「GIVIの45Lリアボックスを装着して2泊3日のキャンプに挑戦」「タナックスのツーリングバッグはバイクとの相性抜群」「インカムを使った仲間とのツーリングが快適すぎた」など、実際の使用感がリアルに伝わってきます。
こうした生のレビューは、カタログスペックだけでは分からない「使いやすさ」「意外な不満点」なども知ることができ、ツーリングカスタムの参考になります。
5. ブログから得られる“失敗談”の価値
ツーリングブログのなかで、特に価値があるのが“失敗談”のシェアです。
「予備のガソリンを忘れて山奥でヒヤリ」「急な雨に合い、防水対策の重要さを痛感」「道に迷って圏外でナビが使えず焦った」など、経験者ならではの失敗は、これからツーリングに出る人への貴重なアドバイスになります。
こうした経験談を知ることで、読者は「自分が同じ状況になったらどうするか」と事前に準備ができます。楽しいだけではなく、リアルな側面まで伝えてくれるのがツーリングブログの魅力です。
ツーリングブログは、まさに“旅の教科書”とも言える存在です。他人の記録を読むことは、自分の旅の成功率を高める最短ルート。
特にハンターカブのような「自由度の高いバイク」では、その自由をどう活かすかのヒントがブログに詰まっています。
ぜひ自分と似たスタイルのライダーのブログを探してみてください。きっとあなたの次のツーリングに活かせるヒントが、そこにあるはずです。
ハンターカブ ツーリングの注意点

楽しいツーリングを安全に、そして快適に楽しむためには、事前の準備や知識がとても重要です。
ここでは、走り出す前に知っておきたい注意点や、よくある疑問をまとめてご紹介します。
初めてのツーリングでも安心して楽しめるよう、ぜひチェックしておきましょう。
- ツーリング前のメンテナンスと帰宅後のメンテナンス
- ハンターカブ ツーリング 距離は?
- ロングツーリングでの後悔、危ない場面とは
- ツーリングに必要な装備とカスタム
- 「ハンターカブでツーリング」に関連するQ&A
ツーリング前のメンテナンスと帰宅後のメンテナンス

ハンターカブ CT125でのツーリングは、冒険心を満たしてくれる最高の時間ですが、その楽しみを安全に、そして快適にするためにはメンテナンスが欠かせません。特に、出発前と帰宅後のメンテナンスは、ツーリング中のトラブルを防ぎ、バイクの寿命を延ばすうえでも重要です。ここでは、ツーリング前後に行いたい具体的な点検・メンテナンスのポイントを、初心者にも分かりやすく解説します。
1. ツーリング前に行う基本のメンテナンス項目
出発前には、以下のチェック項目を習慣化することで、安心して旅をスタートできます。
- タイヤの空気圧と摩耗の確認
タイヤの空気圧は、積載量が多いツーリング時ほど重要。少し高めに設定することで安定感が増します。ひび割れやスリップサインの確認も忘れずに。 - オイル量と汚れの確認
オイルが減っていたり、黒く汚れていたら早めの交換を。CT125はオイル容量が少なめなので、負荷がかかる長距離走行前にリフレッシュしておくのが理想です。 - チェーンの張りと注油
チェーンが緩んでいたり、サビが浮いていたりすると走行中に異音やトラブルの原因に。清掃後、チェーンルブをしっかり塗布しておきましょう。 - 灯火類(ヘッドライト・ウインカー・ブレーキランプ)の作動確認
ツーリング中の視認性・被視認性を高めるために、すべてのライトが正常に点灯するかチェックを。 - ブレーキの効き具合とフルード残量
ブレーキレバーの握り具合が普段と違う、ペダルの踏み込みが浅いなどの違和感があれば要注意。パッドの残量も確認しておくと安心です。 - ナビやスマホ用USB電源の通電チェック
スマホナビを使う人は、走行中の充電ができるか確認。接触不良がないかもチェックしておきましょう。
2. 積載物の確認も「出発前整備」の一環
- リアボックスやサイドバッグの固定確認
しっかり固定されていないと走行中にズレたり落下する危険があります。取り付けネジやストラップが緩んでいないかチェックを。 - 予備工具・パンク修理キット・雨具の搭載
ちょっとしたトラブルにも対応できるよう、常備品の確認もお忘れなく。山道や郊外では頼れる場所が限られるため、備えは大切です。
3. 帰宅後にやっておきたいメンテナンス
ツーリングから帰ったら、バイクにも「お疲れさま」のメンテナンスを。これを怠ると次回のトラブルの元になってしまいます。
- 車体の洗浄
特に雨天や未舗装路を走ったあとは泥や塩分が残っていることも。水洗いのあと、柔らかいクロスで拭き取り、必要に応じてワックスで仕上げましょう。 - チェーンの清掃と注油
汚れたチェーンは摩耗が早まります。帰宅後のタイミングでクリーナーとブラシでしっかり洗い、注油しておくことで、次回も快調な走りが期待できます。 - 各部の緩みや異音のチェック
長距離走行後は振動でネジ類が緩むこともあります。ステップ、キャリア、ハンドル周辺などを軽く増し締めしておくと安心。 - 燃料の状態を確認(特に次のツーリングが空く場合)
長期間乗らない場合は燃料が劣化しやすいので、満タン保管またはガソリン添加剤を入れるのも有効です。 - 走行距離と整備記録の記載
距離が伸びた分、次のオイル交換や点検時期の目安になります。記録を残しておくと管理がしやすくなります。
ツーリングは走っている時間だけでなく、**その前後のメンテナンスも含めて「旅の一部」**です。しっかりとした整備は、安全運転に繋がるだけでなく、バイクとの信頼関係を深めることにもなります。
特にハンターカブのような旅バイクは、ちょっとした手間をかけることで、さらに愛着の湧く一台になります。次のツーリングを最高のコンディションで迎えるためにも、日々のケアを大切にしましょう。
ハンターカブ ツーリング 距離は?

ハンターカブ CT125でのツーリングを計画するうえで、「1日にどのくらいの距離を走るのがちょうどいいのか?」という疑問は、多くのライダーが最初に抱くものです。
排気量125cc、オフロード寄りの車体設計という特性から、他のバイクと比べてツーリング距離の目安も少し変わってきます。
1. 一般的な目安は「1日150~250km」前後
ハンターカブでのツーリング距離として、よく挙げられるのが1日あたり150km〜250kmです。
もちろん走るペースや道路状況、目的地の有無によって変わりますが、これくらいの距離なら途中に休憩や観光を挟みながらでも無理なく楽しめる範囲です。
例えば、朝9時に出発して、昼食・写真タイム・観光地散策を取りつつ、夕方17時に帰ってこられる距離感です。高速道路は走れませんが、その分下道をのんびり走る旅に向いています。
2. 燃費とタンク容量から逆算してみる
ハンターカブ CT125の燃費は、走行条件によりますがリッター50〜60km前後と非常に優秀です。燃料タンクは5.3Lなので、満タンでおよそ250〜300kmの走行が可能。これはちょうど、日帰りツーリングや1泊旅に理想的な範囲です。
もちろん、荷物をたくさん積んでいたり、坂道や山道が多いと燃費はやや落ちることもあります。給油ポイントが少ないエリアへ行く場合は、予備のガソリンボトルを持つライダーも少なくありません。
3. 長距離に挑戦する人も多いが…
SNSやツーリングブログを見ていると、「1日で300km以上走った!」という体験談も珍しくありません。
ただしこれは、日頃から長距離に慣れている中~上級者ライダーや、舗装路中心で信号が少ないルートを選んだ場合に限ります。
初めてのツーリングや、体力に自信がない方は、100km〜150km程度に抑えることで、帰宅後も疲労感が少なく「またすぐ行きたい」と思えるような心地よい旅になります。
4. 距離よりも“寄り道”や“景色”を楽しむことが大切
ハンターカブの魅力は、スピードではなく“時間をかけて旅を楽しむ”こと。
道端の風景、地元グルメ、温泉、史跡巡りなど、走行距離よりも「内容の濃さ」を意識することで、満足度が高いツーリングになります。
特にCT125は、ダート道や細い林道に強く、他のバイクが躊躇するような道にも入っていける自由度があるため、距離は短くても“冒険感”は満載です。
5. 距離の目安は「行き先」と「時間」で調整する
無理のない距離設定のコツは、「目的地を決めて、行きたい時間に合わせて距離を逆算すること」です。
たとえば「昼前に山頂のカフェに着きたい」なら、休憩を入れて朝8時に出発して片道60〜70kmが目安。帰り道も含めてトータル140km程度と考えると、かなり現実的なプランになります。
また、季節や天候、日照時間によっても適正距離は変わります。特に冬は日没が早いため、走行距離は短めに設定しておくのがおすすめです。
ハンターカブでのツーリング距離は、「何km走ったか」よりも、「どれだけ心に残る時間を過ごせたか」が大切。
最初は無理のない距離からはじめて、少しずつ自分のペースを掴んでいけばOKです。
あなたの体力やバイクスタイルに合わせた“ちょうどいい距離”を見つけて、ハンターカブとの旅をもっと自由に楽しんでください。
ロングツーリングでの後悔、危ない場面とは
ハンターカブ CT125は、軽快な取り回しと高い燃費性能を活かして、ロングツーリングに出かけるライダーも多いバイクです。
しかし、距離が長くなればなるほど、予期せぬトラブルや疲労、後悔するポイントが出てきやすくなるのも事実。
ここでは、実際のツーリング経験者のブログやSNSなどでよく挙がる「後悔」や「危ない場面」を元に、その実態と対策を紹介します。
1. 予想以上の疲労で旅が楽しめない
ロングツーリングで最も多いのが「疲れすぎて後半は景色を楽しむ余裕がなかった」という声です。
ハンターカブは快適性の高い設計とはいえ、長時間のライディングでは、特にお尻・肩・腰・手首への負担がじわじわと蓄積します。
信号の多い下道や、アップダウンの激しい山道を延々と走ると、体力だけでなく集中力も奪われます。
結果として「観光予定地をスルーしてしまった」「体が重くて写真も撮らずに帰ってきた」など、楽しみきれなかったという後悔が残りがちです。
対策としては、
- ツーリングシートやゲルパッドの使用
- 2時間に1回の休憩(15分程度)
- 前日にしっかり睡眠を取る
など、事前準備とペース配分が重要です。
2. ナビ頼りで道を間違えたり迷ったりする
ナビやスマートフォンに頼りすぎて走っていると、電波の届かない山中や林道、長距離区間で「ルートを外れてしまう」ことがあります。
山間部ではナビが道のない場所を案内してしまったり、分岐点で電波が切れて突然案内が止まってしまったりと、危険な場面に出くわすことも。
また、「間違ったまま長距離を走ってしまい、気づいた時には大幅に予定がズレていた」といったケースも少なくありません。
対策としては、
- 事前に紙地図またはスクリーンショットを用意
- ガーミンなどのGPS専用ナビを併用する
- 時々、現在地と目的地の確認を“地図で視覚的に”行う
といった、複数の確認手段を持つことが大切です。
3. 想像以上に寒かった or 暑すぎた
季節や天候の読み違いによる「寒さ・暑さのギャップ」もロングツーリングの大敵です。
特に春先や秋口は、昼と夜の気温差が激しく、朝晩は震えるほど寒いことも。
また、夏場のツーリングでは、直射日光の下で長時間走ることで熱中症や脱水症状になるリスクもあります。
これらは、どんなに楽しい旅でも「早く帰りたい」「もういいや…」という気分になってしまう原因になりがちです。
装備での対策は必須で、
- 冷感インナーやメッシュジャケット(夏)
- インナーダウンやネックウォーマー(春・秋・高地)
- 水分補給用のハイドレーションバッグやボトルの常備
など、気温対策は装備でカバーできる範囲が大きいので、準備を怠らないようにしましょう。
4. 急な雨や天候悪化で視界・路面が危険に
天候の変化は、特に長距離ツーリングでは避けにくい問題です。
山間部では天気が急変することも多く、「晴れていたのに、急に霧と小雨で前が見えなくなった」「峠道での濡れた落ち葉が滑りやすくてヒヤッとした」などのケースはよくあります。
ハンターカブはタイヤのグリップも良好ですが、林道や未舗装路ではスリップの危険もあるため慎重な運転が求められます。
対策としては、
- 防水グローブとレインウェアの携帯
- タイヤの空気圧を適切に保つ
- 雨の日の走行を想定したブレーキ操作の練習
など、安全装備と判断力が鍵になります。
5. ガス欠や補給ミスによる立ち往生
ハンターカブは燃費の良いバイクですが、郊外・山間部ではガソリンスタンドが極端に少ないエリアもあります。
「あとで入れればいいや」と油断していたら、スタンドが見つからず焦る、という体験をした人は意外に多いものです。
特にナイトツーリングやキャンプ地からの帰り道など、営業時間外や真っ暗な山道ではリスクが倍増します。
備えとして、
- 走行前にガソリンスタンドの位置をチェック
- 満タン出発を徹底
- 予備燃料ボトル(500ml~1L)を携行
など、「まだ大丈夫」と思う手前で補給しておく意識が重要です。
ロングツーリングでは、些細な準備不足や油断が“後悔”や“危険”に繋がります。
けれど、それを事前に知っていれば、回避するのはそれほど難しくありません。
ハンターカブという相棒と、より安全で充実した旅を楽しむためにも、
これらの“失敗しやすいポイント”をあらかじめ把握し、万全の準備を整えて出発しましょう。
ツーリングに必要な装備とカスタム
ハンターカブ CT125でツーリングを楽しむ際には、目的地や距離、季節を問わず、最低限そろえておきたい装備と、あると格段に快適さが増すカスタムパーツがあります。
「とりあえず出発」もアリですが、事前に装備やパーツを整えておくことで、疲労やトラブルを避け、安全で快適な旅を実現できます。
ここでは、ハンターカブでのツーリングにおいて、多くのライダーが実際に使用している「必須装備」と「定番カスタム」を、経験者の声も踏まえて紹介します。
1. レインウェア(雨具)は絶対に外せない装備の一つ
ツーリング中、最も多い予期せぬトラブルは「突然の雨」。
山間部や海沿いでは天気が変わりやすく、降水確率20%以下でも雨に降られることは普通にあります。
レインウェアは、最低でも耐水圧20,000mm以上が基準。長時間雨に打たれるシーンを想定すると、20,000mm〜30,000mm程度の性能があればバイク用としては十分です。
耐水圧50,000mmクラスのモデルは存在しますが、一般的なツーリング用途ではややオーバースペックになる場合もあるため、性能と価格のバランスを見て選びましょう。
ポンチョ型は着脱が楽な反面、風にあおられやすく走行中は非常に危険ですので、バイク専用の上下セパレート式がおすすめです。
👉「レインウェア」選び方のコツや、おすすめのレインウェアについての記事はコチラ

2. シートバッグ:ツーリングのスタイルに合わせた選択を
積載スタイルに大きく影響するのがシートバッグの選び方です。
目的地や宿泊数に合わせて適切なサイズを選ばないと、「荷物が収まらない」「バランスが悪くて運転しづらい」といった不満が出やすくなります。
- 日帰りツーリング用(容量10L前後)
貴重品、レインウェア、簡易工具など最低限の装備向け。小型で邪魔にならず、装着も簡単です。
▶日帰り用シートバッグのおすすめはこちら - 1泊〜2泊向け(20〜30L)
着替え+小物類が入るミドルサイズ。バランスが良く、ソロ旅にも最適。
▶1〜2泊用の人気モデルまとめ - 2泊以上やロングツーリング向け(40L〜)
キャンプギアや調理道具まで積むなら大容量バッグが必要です。
▶3泊以上向けモデル一覧 - キャンプツーリング用バッグ
防水性・拡張性が高く、寝袋・マット・テントをしっかり収納可能。
▶キャンプ対応バッグ特集はこちら
3. 防寒・防暑アイテムは季節問わず必携
春先や秋は「朝晩が極端に冷える」ことがあり、夏は熱中症リスクが高まります。
そのため、以下のアイテムがあると重宝します。
- ネックウォーマー・ウインドブレーカー(防寒)
- 冷感インナーやクールベスト(防暑)
- UVカットのフェイスマスク(日焼け防止)
- ハイドレーションパック(水分補給用)
温度調整は体調だけでなく、安全運転にも直結するので、軽視せずしっかり準備しましょう。
4. ツーリングの質を高める快適カスタム
装備に加えて、ツーリングをより快適にするカスタムも充実させたいところ。
以下のパーツは多くのライダーが導入しており、疲労軽減や安全性の向上につながります。
- ウインドシールド
風の抵抗を抑え、疲れを大幅に軽減。防寒対策にも効果的。 - スマホホルダー+USB電源
ナビ操作や充電を可能にし、ツーリングの自由度が向上。 - リアボックスまたはサイドバッグ
積載力を大幅に上げ、荷物の取り出しもスムーズに。 - グリップヒーター
寒冷地や早朝ライドではありがたい装備。 - ドライブレコーダー&インカム
記録や安全確保、仲間との通信に役立ちます。
ツーリングに出かける前の装備とカスタムの充実は、「快適な旅」に直結する投資です。
「これは要らないかな」と思う装備ほど、後から「持っておけばよかった」と感じることも少なくありません。
失敗を避け、思いっきりツーリングを楽しむためにも、自分の旅スタイルに合った装備をじっくり選んで、最高のハンターカブ旅をスタートさせましょう。
「ハンターカブでツーリング」に関連するQ&A
ハンターカブ CT125でのツーリングを検討している方にとって、燃費・航続距離・高速道路の走行可否・寿命など、気になる疑問点は多いと思います。
ここでは、よくある質問をQ&A形式でまとめて解説します。初めてハンターカブに乗る方、これからツーリングに挑戦する方にも分かりやすくお答えします。
Q. ハンターカブの燃費は悪い?
A. 燃費は非常に良好で、悪くありません。
実際の実走行データでは、リッター50〜65kmという数値が多く見られます。市街地走行よりも郊外やツーリング路ではさらに良くなる傾向があります。
重い荷物や風の影響を受けると多少燃費は下がりますが、それでもハンターカブの燃費性能は他のバイクと比べてもトップクラスと言えます。
Q. ハンターカブとクロスカブの航続距離は?
A. 航続距離は以下の通りです。
- ハンターカブ CT125:燃料タンク5.3L × 燃費約55〜60km/L → 約290〜320km前後
- クロスカブ110:燃料タンク4.1L × 燃費約60〜65km/L → 約250〜270km前後
どちらも、給油なしで200km以上は問題なく走れるため、日帰りツーリングや1泊程度の旅なら安心して計画が立てられます。
Q. ハンターカブは何キロまで乗れる?
A. 適切なメンテナンスを行えば、50,000km以上走行している車体も珍しくありません。
エンジンオイルやチェーン、タイヤ、ブレーキパッドなどの消耗部品を定期的に交換していれば、10年以上付き合えるタフなバイクです。
カブシリーズ特有のシンプルな構造が、長寿命を支えています。
Q. ハンターカブ CT125は高速道路に乗れますか?
A. 乗れません。
ハンターカブ CT125は**原付二種(125cc)**のカテゴリーに分類されるため、高速道路・自動車専用道路の走行は法律で禁止されています。
例えば、高速道路に誤って進入しそうになった場合でも、手前の標識を必ず確認し、下道ルートを選びましょう。
Q. ハンターカブの走行距離と寿命は?
A. 一般的には、30,000km〜50,000km以上走行している中古車も多く流通しており、しっかりとしたメンテナンスがされていれば寿命はさらに延びます。
特にエンジンの耐久性が高く、クラッチが自動遠心式であることから、クラッチトラブルも少なく、街乗りからツーリングまで長く愛用する人が多数います。
Q. ハンターカブは満タンで何キロ走りますか?
A. 燃料タンクは5.3L。
平均燃費を55km/Lで計算すると、満タンで約290km走行可能です。
燃費の良いCT125は、ガソリンスタンドの少ない地域でも安心してツーリングができます。
ツーリング先での給油タイミングは、200kmを超えたあたりで計画的に給油するのがベストです。
Q. ハンターカブの最高速は?
A. 一般的に、時速90km〜100km前後が最高速とされています。
ただし、これはフラットな舗装道路で、風の影響が少ない状況下での話です。
実際のツーリングでは、60〜70km/hのクルージングが最も快適で、エンジンへの負担も少ない速度域です。
ハンターカブは、燃費・耐久性・取り回しのしやすさにおいて非常に優れた“旅向きの相棒”です。
ここで紹介したQ&Aは、いずれも実際の使用シーンに直結する重要な情報ばかり。
安全かつ快適なツーリングのために、しっかり理解しておくことで、ハンターカブとの時間がより楽しく、安心なものになります。
ハンターカブ ツーリングの総まとめ
- ハンターカブ CT125は積載性・走破性・燃費に優れたツーリング向きバイク
- ツーリング仕様とは旅スタイルに応じたカスタムで快適性を高めた状態を指す
- 積載力アップにはリアボックスやサイドバッグが効果的
- 防風対策にはウインドシールドとナックルガードが定番
- スマホホルダーとUSB電源はツーリング中のナビ・充電に必須
- サスペンションやタイヤ交換で路面への対応力を強化できる
- ツーリングシートやゲルパッドは長時間走行の快適さに直結
- LED補助灯やフォグランプは夜間走行や悪天候時の安全性を高める
- ドライブレコーダーはトラブル記録と旅の思い出保存に有効
- インカムはグループツーリング時の連携・会話に欠かせない
- リアボックスは容量・素材・取り付け方法を用途に応じて選ぶ
- ブログから実例を学ぶことで装備やルートの参考になる
- ツーリング前後のメンテナンスは安全とバイク寿命に直結する
- 適正な走行距離は1日150〜250kmが目安で疲労度に合わせて調整
- Q&A形式で燃費・最高速・寿命などの基本情報を理解しておくと安心