クロスカブのハンドルを交換することで、ライディングポジションを最適化し、操作性を大きく向上させることができます。ハンドル幅の調整や、ハンドルバーの種類を変更することで、街乗りからツーリングまで、自分に合ったスタイルにカスタマイズ可能です。
例えば、リラックスした姿勢で走りたいならアップハンドル、スポーティな雰囲気を演出したいなら絞りハンドルが選択肢になります。また、ハンドルを交換する際には、ハンドルスペーサーやハンドルポストを活用することで、さらに細かい調整が可能です。
カスタムの自由度を高めるなら、ハンドルブレースを取り付けて剛性を強化したり、エンデュランス クロスカブ ハンドルを採用して快適性を向上させるのもおすすめ。自分に合ったハンドルを選ぶことで、長距離ツーリングの疲労軽減や、オフロード走行時の安定性向上など、さまざまなメリットが得られます。
この記事では、クロスカブのハンドル交換の基本から、必要な工具、交換手順、費用、人気のカスタム例まで詳しく解説。初めてハンドル交換をする人でもわかりやすいようにまとめたので、ぜひ参考にして、理想のカスタムを実現してください!
- クロスカブのハンドル交換のメリットと注意点
(操作性や快適性の向上、保安基準や配線の注意点) - 純正ハンドルとカスタムハンドルの違い
(絞りハンドルやアップハンドルの特徴と適した用途) - 交換に必要な工具と具体的な手順
(ハンドルポストやハンドルブレースの活用方法も含む) - ハンドル交換にかかる費用と時間の目安
(DIYとショップ依頼の違い、エンデュランス クロスカブ ハンドルの選び方)
クロスカブ ハンドル 交換の基本

クロスカブのハンドルを交換することで、ライディングポジションや操作性を自分好みにカスタマイズできる。ハンドルの種類や形状を変えることで、快適性や見た目の印象が大きく変わるため、クロスカブのカスタムを楽しむ上で人気のあるカスタムのひとつだ。
ここでは、ハンドル交換のメリットや注意点、純正とカスタムハンドルの違い、必要な工具や費用などを詳しく解説していく。初めてハンドル交換をする人にも分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
- ハンドル交換のメリットと注意点
- 純正ハンドルとカスタムハンドルの違い
- 交換に必要な工具と準備
- ハンドル交換にかかる費用と時間
- クロスカブのハンドル交換に関連する Q&A
ハンドル交換のメリットと注意点
クロスカブのハンドル交換は、見た目のカスタムだけでなく、操作性や快適性の向上にもつながる人気のカスタムの一つだ。純正ハンドルに不満を感じている人や、より自分に合ったポジションを求める人にとって、交換することで大きな変化を実感できる。しかし、メリットがある一方で、交換に伴うリスクや注意点もあるため、慎重に作業を進める必要がある。
ハンドル交換のメリット
1. 乗車姿勢を最適化できる
クロスカブはツーリングや街乗りに適したバイクだが、純正のハンドルでは高さや幅が自分に合わないと感じることもある。
例えば、アップハンドルを採用すれば、腕や肩の負担が軽減され、リラックスした姿勢で乗れる。一方で、絞りハンドルに変更すると、スポーティなライディングポジションになり、操作感が向上する。
2. 操作性の向上
ハンドル幅や形状を変えることで、ハンドリングの感覚が大きく変わる。例えば、ハンドル幅を広げると安定性が増し、特に高速走行時のふらつきが減少する。
逆に、ハンドル幅を狭めると、小回りが利きやすくなり、狭い道や街中での走行が快適になる。
3. カスタムの幅が広がる
ハンドル交換をきっかけに、ハンドルポスト・ハンドルブレース・グリップ・ミラーなどのカスタムも検討できる。
例えば、ハンドルブレースを取り付ければ剛性が向上し、オフロード走行時の安定感が増す。カスタムハンドルを選ぶことで、見た目の個性も際立ち、オリジナルのクロスカブに仕上げられる。
ハンドル交換の注意点
1. 保安基準に適合しているか確認する
バイクのハンドル交換には、法律上の制約がある。例えば、ハンドルの高さや幅が極端に変わると、車検や整備不良の対象になることもある。
特に、極端にアップハンドルにすると視界が悪くなり、操作性が低下する可能性がある。交換する際は、道路運送車両法の基準を満たしているかを確認することが重要だ。
2. 配線やケーブルの長さに注意
ハンドルを交換すると、アクセルワイヤーやブレーキホース、クラッチワイヤーの長さが合わなくなることがある。
特に、ハンドルの高さを大きく変える場合は、ワイヤー類を延長する必要があるため、事前に適合するパーツを調べておくと安心だ。
また、配線の取り回しが適切でないと、ハンドルを切った際にワイヤーが引っかかるトラブルが発生することもある。
3. 作業の難易度が高い場合はプロに依頼する
ハンドル交換は比較的シンプルな作業に思えるが、ハンドル周りにはブレーキレバー・スロットル・スイッチ類・ミラーなど、多くのパーツが付いている。
これらを正しく取り外し、再取り付けするには、ある程度の工具や整備経験が必要だ。
特に、ブレーキホースの交換が必要になる場合は、エア抜き作業が伴い、初心者には難易度が高い。自信がない場合は、バイクショップに依頼するのも選択肢の一つだ。
クロスカブのハンドル交換は、ライディングポジションや操作性を向上させるだけでなく、バイクの個性を引き立てるカスタムの一つだ。しかし、交換には保安基準の確認、ワイヤー類の適合、作業の難易度といった注意点がある。ハンドル選びの際は、見た目だけでなく、実際の乗り心地や安全性を考慮することが重要だ。適切なパーツ選びと慎重な作業で、快適なカスタムを楽しもう。
純正ハンドルとカスタムハンドルの違い

クロスカブのハンドルは、純正のままでも十分な機能性を備えているが、ライディングスタイルや好みに合わせてカスタムハンドルに交換することで、操作性や快適性が大きく向上することがある。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った選択をすることが重要だ。
純正ハンドルの特徴
1. バランスの取れた設計
クロスカブの純正ハンドルは、初心者からベテランまで幅広いライダーに対応するように設計されている。標準的な幅と高さで、街乗りやツーリング、多少のオフロード走行にも適応するバランスの取れた形状だ。特に、純正ハンドルは安全性や耐久性を重視しており、長時間の使用でも疲れにくいのが特徴といえる。
2. 法規制に完全対応している
純正ハンドルは、日本の保安基準を満たした設計になっているため、交換の必要がなく、そのまま使用することで安心して公道を走行できる。例えば、ハンドルの幅や高さが規定内であり、極端なポジション変更がないため、違法改造になるリスクがない。
3. 適度な操作性と安定感
純正ハンドルは、クロスカブの特性に合わせたポジションを考慮して設計されている。ハンドル幅や角度が適切に設定されているため、操作性が良く、直進安定性にも優れている。特に、長距離ツーリングや日常の街乗りでは疲れにくく、快適に走行できるのが大きなメリットだ。
カスタムハンドルの特徴
1. 乗車姿勢を自由に調整できる
カスタムハンドルの最大のメリットは、ライディングポジションを好みに合わせて変更できることだ。例えば、以下のような種類がある。
- アップハンドル:ハンドルの高さを上げることで、リラックスした姿勢で乗れる。腕や肩への負担が減り、長距離ツーリングが快適になる。
- 絞りハンドル:手首の角度が変わり、スポーティなライディングポジションになる。街乗りやワインディングロードを走る際に適している。
- ハンドル幅の調整:幅広のハンドルに変更すると直進安定性が増し、狭いハンドルにすると小回りが利きやすくなる。
2. 操作感の向上
カスタムハンドルを導入することで、操作感を好みに合わせて調整できる。例えば、ハンドルバーの形状や素材を変えることで、振動の軽減やグリップ感の向上が期待できる。また、ハンドルポストを変更することで、ハンドルの高さを細かく調整することも可能だ。
3. デザイン性の向上
カスタムハンドルには、様々なデザインがあり、バイクの見た目を大きく変えることができる。特に、エンデュランス製のクロスカブ専用ハンドルなどは、純正と比べてスポーティな見た目になり、個性を際立たせることができる。
4. デメリットや注意点
カスタムハンドルにはメリットが多い一方で、注意すべき点もある。
- 保安基準を満たす必要がある:極端な形状のハンドルは、車検に通らなかったり、違法改造と見なされることがある。
- ワイヤーやケーブルの長さが足りなくなる場合がある:特にアップハンドルに変更すると、ブレーキホースやアクセルワイヤーが届かなくなることがあり、延長ケーブルが必要になることもある。
- 操作性が変わるため慣れが必要:ハンドルの高さや幅を変えると、ライディングポジションが変わるため、最初は違和感を感じることがある。特に、極端にアップハンドルにすると、腕が疲れやすくなる場合もある。
まとめ
純正ハンドルとカスタムハンドルには、それぞれの特徴があり、どちらを選ぶかはライディングスタイルや目的によって決まる。純正ハンドルは安全性や快適性を重視し、初心者にも扱いやすい。一方、カスタムハンドルは乗車姿勢の調整やデザインの自由度が高く、自分好みのスタイルを追求できる。
ハンドル交換を検討する際は、自分の使用目的や、どのようなポジションが快適なのかを考えた上で、最適なハンドルを選ぶことが重要だ。
交換に必要な工具と準備

クロスカブのハンドルを交換するには、適切な工具を揃え、事前準備をしっかり行うことが大切だ。工具が不足していたり、準備が不十分だと作業がスムーズに進まず、トラブルの原因になることもある。ここでは、ハンドル交換に必要な工具と、作業前の準備について詳しく解説する。
必要な工具一覧
ハンドル交換には、以下の工具が必要になる。基本的なものから、あると便利なものまでリストアップしているので、事前に揃えておこう。
- 六角レンチ(アレンキー):ハンドルポストやスイッチ類の取り外しに必要。サイズは4mm、5mm、6mmが一般的に使用される。
- プラスドライバー(#2):スイッチボックスやアクセルホルダーの取り外しに使う。
- レンチ・スパナ(10mm、12mm、14mm):ミラーやハンドル固定ボルトを緩める際に使用する。
- ソケットレンチ(ラチェット付き):ハンドルポストの固定ボルトを緩める際にあると便利。
- トルクレンチ:ハンドルポストやブレーキレバーの締め付けトルクを適切に調整するために使用する。締めすぎや緩みを防ぐために重要。
- カッター or ニッパー:結束バンド(タイラップ)のカットや配線整理に使用する。
- パーツクリーナー:ハンドルバーの取り付け部分を清掃し、滑り止め効果を高めるために使う。
- 布 or タオル:作業中の傷防止や、汚れを拭き取るために用意しておくと便利。
作業中に工具が足りなくなると、途中で作業を中断することになり、手間がかかる。事前に必要な工具を確認し、揃えておくことが重要だ。
交換前の準備
ハンドル交換をスムーズに進めるためには、工具を揃えるだけでなく、以下の準備をしておくと安心だ。
1. 作業スペースの確保
ハンドル交換は、バイクの前方周りのパーツを取り外すため、十分な作業スペースを確保することが大切。屋外で作業する場合は、風が強くない日を選び、工具や小さい部品が飛ばされないように注意しよう。また、ガレージや屋根付きの場所なら、雨天時でも作業ができるので理想的だ。
2. バイクを安定させる
ハンドルを交換する際は、バイクがしっかり固定されていることが重要。センタースタンドやメンテナンススタンドを使用すると、バイクが動かず安全に作業できる。特に、サイドスタンドのみではバランスが不安定になるため、作業中の転倒を防ぐためにも、できるだけセンタースタンドを使おう。
3. 配線やワイヤーの確認
ハンドルには、アクセルワイヤーやブレーキホース、スイッチボックスの配線が接続されている。これらが短すぎる場合、交換後にハンドル操作に支障をきたす可能性がある。ハンドルを交換する前に、現在のワイヤーやホースの長さが適切かを確認し、必要に応じて延長パーツを準備しておくとスムーズだ。
4. 取り外す前に写真を撮っておく
ハンドル周りのパーツは、取り外すと元の位置が分かりにくくなることがある。特に、スイッチボックスやミラーの位置関係を忘れないように、スマートフォンで写真を撮っておくと便利。作業途中で迷ったときに確認できるため、復元作業がスムーズになる。
5. 取り外したパーツの管理
ハンドル交換では、小さなボルトやネジを多数取り外すことになる。これらを紛失しないように、トレイや小さなケースを用意して、取り外した順番に並べて保管しておくと、組み立て時に迷わなくて済む。
まとめ
クロスカブのハンドル交換をスムーズに進めるためには、適切な工具を揃え、作業環境を整えることが重要だ。特に、六角レンチやレンチ類、トルクレンチなどの基本工具に加え、作業をサポートする小物(布・カッター・トレイなど)も準備しておくと、トラブルなく進められる。
また、作業前には配線やワイヤーの長さを確認し、バイクを安定させた状態で取り掛かることがポイントだ。ハンドル交換は、カスタムの中でも比較的簡単な作業だが、下準備をしっかり行うことで、安全かつ確実に作業を進めることができる。
ハンドル交換にかかる費用と時間

クロスカブのハンドル交換を考える際、費用や作業時間がどの程度かかるのかを事前に把握しておくことは重要だ。交換作業は比較的シンプルに見えるが、ハンドルの種類や取り付けに必要な追加パーツによって費用が変わるため、事前にしっかりと計画を立てておくとスムーズに進められる。
ハンドル交換にかかる費用
ハンドル交換にかかる費用は、大きく分けて「パーツ代」と「工賃(ショップで交換する場合)」の2つがある。
1. パーツ代(自分で交換する場合の費用)
ハンドル本体の価格は、素材やブランドによって異なる。クロスカブのカスタムハンドルは、以下のような種類がある。
- 純正ハンドル(新品):約5,000円~8,000円
- 社外品の一般的なハンドルバー:3,000円~10,000円
- エンデュランス製カスタムハンドル:8,000円~15,000円
- アップハンドル / 絞りハンドルなどの特別仕様:10,000円~20,000円
ハンドル本体の価格だけを見れば手頃なものもあるが、交換に伴い追加で必要になるパーツがあるため、トータルの費用を考えておく必要がある。
2. 追加で必要になるパーツ
- ハンドルポスト(高さ調整用):3,000円~6,000円
- ハンドルブレース(剛性向上用):2,000円~5,000円
- アクセルワイヤー・ブレーキホースの延長:5,000円~10,000円
- グリップ交換(必要に応じて):2,000円~5,000円
特に、ハンドルの高さを大きく変える場合は、ワイヤー類の延長が必要になることがある。この追加費用を考慮すると、ハンドル交換にかかる費用は最低でも5,000円~、カスタム内容によっては20,000円以上かかることもある。
3. ショップで交換する場合の工賃
自分で交換作業を行う場合、費用はパーツ代のみで済むが、バイクショップや整備工場に依頼する場合は工賃が追加で発生する。
- 一般的なハンドル交換の工賃:8,000円~15,000円
- ワイヤー延長が必要な場合:15,000円~25,000円
- カスタムパーツ込みの取り付け作業:20,000円以上
ショップで依頼する場合は、工賃を考慮すると合計で20,000円~40,000円かかるケースもある。ただし、確実な作業をしてもらえるので、初心者や自信がない人にはおすすめの選択肢だ。
ハンドル交換にかかる時間
作業時間は、作業の経験値や交換するハンドルの種類によって変わる。
1. 自分で交換する場合
- 純正ハンドル → 純正ハンドルの交換:30分~1時間
- 社外ハンドルへの交換(ワイヤー変更なし):1時間~2時間
- ワイヤーの延長が必要なカスタム:2時間~4時間
作業に慣れている人なら、1時間ほどで交換できるが、初心者は2~3時間以上かかる可能性がある。特に、配線の整理やワイヤーの取り回しに手間取ることが多い。
2. ショップに依頼する場合
- 通常のハンドル交換(ワイヤー延長なし):1時間~2時間
- ワイヤー延長が必要な交換:2時間~半日(車両の混雑状況による)
ショップに依頼する場合、作業時間は短縮できるが、予約状況によっては当日中に作業が終わらない場合もある。また、週末は混雑しやすいので、できるだけ平日に依頼するとスムーズに作業を進めてもらえることが多い。
まとめ
クロスカブのハンドル交換にかかる費用と時間は、ハンドルの種類、追加パーツの有無、DIYかショップ依頼かによって大きく異なる。
費用の目安
- DIYの場合:最低5,000円~、カスタム内容によっては20,000円以上
- ショップ依頼の場合:20,000円~40,000円
時間の目安
- DIYの場合:1~4時間
- ショップの場合:1時間~半日(混雑状況による)
初心者は時間がかかることを考慮して、休日や余裕のある日に作業をするのがベスト。また、ワイヤーの長さや法規制に注意しながら、安全にハンドル交換を行うことが大切だ。
ハンドルを交換した後に、さらにクロスカブを自分好みにカスタムしたい方は【クロスカブ ハンドル カスタム・徹底解説!】をご覧ください。

クロスカブのハンドル交換に関連する Q&A

Q. クロスカブのハンドル径は?
クロスカブのハンドル径は**22.2mm(7/8インチ)**が標準仕様となっている。これは一般的な原付二種(125ccクラス)のバイクでよく採用されているサイズであり、多くのカスタムハンドルやハンドルブレースと互換性がある。
ただし、ハンドルの固定部分(クランプ径)とグリップ部の径が異なるハンドルもあるため、交換時にはクランプ部分の太さや、取り付け可能なポストのサイズを確認することが重要だ。また、一部のカスタムハンドルでは太めの28.6mm(1-1/8インチ)仕様のものも存在するが、クロスカブに取り付ける場合は変換ポストが必要になるため注意しよう。
Q. バイクのハンドルを交換するとどんな効果があるの?
ハンドルを交換することで、ライディングポジションの変更・操作性の向上・見た目のカスタムといった効果が得られる。具体的には以下のようなメリットがある。
1. ライディングポジションを調整できる
- アップハンドルにすると、腕や肩への負担が軽減し、ツーリングが快適になる。
- 低めのフラットバーにすると、前傾姿勢が取りやすくなり、スポーティな走りがしやすくなる。
- ハンドル幅を広げることで、直進安定性が向上し、高速道路や長距離走行が快適になる。
2. 操作性が向上する
- 幅広のハンドルにすることでバイクの安定感が増し、ふらつきが少なくなる。
- 逆に、幅が狭いコンパクトなハンドルにすると、小回りが利きやすくなり、街乗りや狭い道での取り回しがしやすくなる。
- ハンドルの角度(絞り)を調整することで、手首の負担を軽減できる。
3. デザイン・カスタムの自由度が高まる
- 自分好みのハンドル形状を選ぶことで、バイクの見た目を大きく変えられる。
- カスタムハンドルと併せて、ハンドルブレース・ハンドルポスト・バーエンドミラーなどの追加パーツも装着でき、より個性的なカスタムが可能。
一方で、ハンドルの形状を大きく変えすぎると、運転しづらくなるリスクがあるため注意が必要だ。特に、ハンドルの高さや幅を変更する際には、ワイヤーやブレーキホースの長さが合っているか事前に確認しておこう。
Q. バイクのハンドル交換にかかる時間は?
ハンドル交換にかかる時間は、交換するハンドルの種類や作業に慣れているかどうかによって異なる。
1. 自分で交換する場合の作業時間
- 純正ハンドル → 純正ハンドルへの交換:30分~1時間
- 社外ハンドルへの交換(ワイヤー変更なし):1時間~2時間
- ワイヤーの延長が必要な場合:2時間~4時間
初心者の場合は、スイッチボックスやワイヤーの取り回しに時間がかかることがあるため、余裕を持って作業時間を確保するのがベスト。また、工具が不足していると途中で作業がストップするため、事前に必要な工具を揃えておくことが大切だ。
2. ショップに依頼する場合の作業時間
- 通常のハンドル交換(ワイヤー延長なし):1時間~2時間
- ワイヤー延長が必要な場合:2時間~半日
バイクショップで依頼する場合、当日の作業状況によって時間が前後することがある。特に、週末や繁忙期は予約が埋まりやすいため、事前に予約を取っておくとスムーズだ。
Q. バイクのハンドル交換の工賃はレッドバロンでいくらですか?
レッドバロンでのハンドル交換の工賃はおおよそ8,000円~15,000円が相場となっている。ただし、交換するハンドルの種類や作業内容によって料金は変動するため、事前に店舗で見積もりを取ることをおすすめする。
1. 一般的なハンドル交換(ワイヤー延長なし)
- 工賃:8,000円~10,000円
2. ワイヤーの延長が必要なカスタムハンドル交換
- 工賃:15,000円~25,000円(パーツ代込みの場合もあり)
3. 追加オプションの取り付けがある場合
- ハンドルブレースの取り付け:+2,000円~5,000円
- グリップ交換(同時作業):+1,500円~3,000円
- バーエンドミラーの取り付け:+2,000円~4,000円
レッドバロンでは、バイク購入者向けに割引が適用されることもあるため、事前に会員特典や割引サービスがあるかどうかを確認するのもおすすめ。また、カスタムハンドルを持ち込みで取り付けてもらう場合、持ち込み工賃が追加でかかる可能性があるため、その点も注意が必要だ。
クロスカブのハンドル交換に関するQ&Aをまとめると、以下のようになる。
- ハンドル径は22.2mmが標準仕様であり、カスタムする際は対応するサイズを選ぶ必要がある。
- ハンドル交換のメリットには、ライディングポジションの調整、操作性の向上、デザインのカスタム性の高さが挙げられる。
- 交換にかかる時間は、自分で作業する場合は1~4時間、ショップに依頼すると1~2時間程度が目安となる。
- レッドバロンでの工賃は8,000円~15,000円が基本で、ワイヤーの延長が必要な場合は20,000円以上かかることもある。
ハンドル交換は、比較的シンプルなカスタムながらも、乗り心地や操作性に大きく影響する。自分に合ったハンドルを選び、快適なクロスカブライフを楽しもう!
クロスカブのハンドル交換手順とおすすめパーツ

クロスカブのハンドルを交換することで、乗り心地や操作性を自分好みに調整できる。ハンドルの形状や高さを変えることで、ツーリングの快適性を向上させたり、見た目のカスタムを楽しんだりすることも可能だ。
ここでは、ハンドル交換の具体的な手順や、選び方のポイント、カスタムに役立つおすすめパーツについて詳しく解説する。ハンドル交換を考えている人は、ぜひ参考にしてほしい。
- クロスカブのハンドル交換手順とおすすめパーツ
- ハンドルの取り外しと交換の手順
- ハンドル幅や高さの選び方と調整
- ハンドルブレース・ハンドルポストの活用
- エンデュランス製ハンドルの特徴と選び方
- 絞りハンドル・アップハンドルのカスタム例
ハンドルの取り外しと交換の手順
クロスカブのハンドル交換は、比較的シンプルな作業だが、スイッチ類やワイヤーの取り外し、配線の整理など慎重に進める必要がある。特に、新しいハンドルに交換する際は、元の状態と異なる角度や高さになることがあるため、位置決めを丁寧に行うことが大切だ。
ここでは、ハンドルの取り外しから交換完了までの具体的な手順を解説する。
1. 作業前の準備
ハンドル交換作業を始める前に、以下の準備をしておこう。
- バイクを安定させる:サイドスタンドではなく、できればセンタースタンドやメンテナンススタンドを使う。
- 必要な工具を揃える:六角レンチ、レンチ類、プラスドライバー、トルクレンチなどを用意する。
- 配線の状態を確認する:ハンドル周りのワイヤーやスイッチボックスの位置をスマートフォンで撮影しておくと、後で迷わずに取り付けられる。
- 作業スペースを確保する:広めの作業スペースを確保し、取り外したパーツを整理しやすくしておく。
2. ハンドルの取り外し手順
① ミラーの取り外し
まず、ミラーを取り外す。クロスカブのミラーは、10mmまたは14mmのレンチで緩めると簡単に外せる。左右のミラーはネジの向きが異なる場合があるので、回す方向を間違えないように注意。
② スイッチボックスの取り外し
スイッチボックス(ウインカー・ライトスイッチ・ホーンボタンなどが付いている部分)は、プラスドライバーで固定ネジを緩めると外れる。このとき、スロットルワイヤー(アクセルワイヤー)を無理に引っ張らないように注意する。
③ グリップの取り外し
純正のグリップは、ゴムの密着力が強いため、そのままでは外れにくい。以下の方法で取り外すとスムーズだ。
- パーツクリーナーを吹きかける:グリップとハンドルの隙間にパーツクリーナーを吹きかけると滑りやすくなる。
- 細いマイナスドライバーを差し込む:グリップの隙間にマイナスドライバーを差し込み、軽くねじりながら隙間を作る。
- エアコンプレッサーを使う(持っている場合):エアーを吹き込むと一気に外れる。
もし純正グリップが劣化している場合は、この機会に新しいグリップに交換するのもおすすめ。
④ ハンドルポストの固定ボルトを緩める
ハンドルポスト(ハンドルを固定している部分)のボルトを、六角レンチまたはスパナで緩める。クロスカブの純正ハンドルは、クランプ部分で固定されているだけなので、ボルトを外せば簡単に取り外せる。
このとき、ボルトを片側ずつ緩めるのではなく、左右交互に少しずつ緩めると均等に外せる。
3. 新しいハンドルの取り付け手順
① 新しいハンドルの仮固定
新しいハンドルをクランプ部分にセットし、まだ完全に締め込まずに軽く固定する。この状態で角度や高さを調整する。
特に、ハンドルが左右に切れたときの操作感や、乗車した際のポジションが適切かを確認することが重要。
② スイッチボックス・グリップの取り付け
スイッチボックスを元の位置に戻し、グリップを装着する。グリップを取り付ける際は、以下の方法でスムーズに装着できる。
- パーツクリーナーを少量吹きかけると滑りが良くなり、簡単に装着できる。
- ゴム製のグリップは、石鹸水を少し塗ると滑らせやすくなる。(乾くとしっかり固定される)
アクセル側のグリップは、スロットルワイヤーと連動しているため、取り付け後に動作確認をすることが必須。
③ ハンドルの位置を微調整し、本締めする
ハンドルの取り付け位置が決まったら、ハンドルポストのボルトを左右交互に均等に締めていく。このとき、トルクレンチを使い、規定トルクで締め付けると適切な強度が確保できる。
クロスカブのハンドル固定ボルトのトルク値は、メーカー推奨の締め付けトルクを確認しておくことが重要。
④ ミラーを取り付ける
最後にミラーを元の位置に戻し、角度を調整して固定する。締めすぎるとミラーの調整がしにくくなるため、少し余裕を持たせた状態で仮固定し、実際に跨って調整すると良い。
4. 交換後の確認作業
ハンドルの取り付けが完了したら、必ず以下のチェックを行う。
✅ ハンドルの位置が適切か(左右に切ったときに違和感がないか)
✅ スロットルがスムーズに戻るか(ワイヤーが引っかかっていないか)
✅ ブレーキレバーが適切に動作するか
✅ ミラーの角度が正しく調整されているか
✅ 配線が正しく収まっているか(ワイヤーが引っ張られていないか)
試しにハンドルを左右に切り、スムーズに動作するか確認することが重要だ。ワイヤー類が突っ張っていたり、どこかに干渉していると、ハンドルの動きが制限されることがあるため、調整が必要になることもある。
クロスカブのハンドル交換は、正しい手順を踏めばDIYでも十分に作業できるカスタムだ。ただし、スロットルワイヤーやブレーキホースの長さが変わると、追加作業が必要になることがあるため、事前の確認が大切。
また、交換後は試運転を行い、問題がないか慎重にチェックすることが重要。特に、ブレーキやアクセルの動作確認は入念に行い、安全に走行できる状態を確認してから公道に出よう。
ハンドル交換を成功させて、自分に合った快適なライディングポジションを手に入れよう!
ハンドル交換だけでなく、アップハンドルやハンドルブレースを活用したカスタム方法についても知りたい方は【クロスカブ ハンドル カスタム・徹底解説!】をチェックしてみてください。

ハンドル幅や高さの選び方と調整

クロスカブのハンドルを交換する際に重要なのが、ハンドル幅や高さの選び方だ。ハンドルの形状を変更すると、ライディングポジションや操作性が大きく変わるため、適切なサイズを選ぶことが快適な走行につながる。
ここでは、ハンドルの幅と高さを選ぶ際のポイントや、交換後の調整方法について詳しく解説する。
1. ハンドル幅の選び方
ハンドルの幅を変えることで、ライディングの安定感や操作性が大きく影響を受ける。
① 幅広ハンドルの特徴
メリット
- 直進安定性が向上する
- 高速道路や長距離ツーリングでの疲労軽減
- 重心が安定し、ふらつきにくい
デメリット
- 狭い道での取り回しが悪くなる
- 車体幅が広がり、すり抜けがしにくい
- 腕の負担が増える可能性がある
おすすめのライダー
- ツーリングをよくする人
- 高速道路や長距離移動が多い人
- 風の影響を受けにくく、安定感を求める人
代表的なカスタム例
- ワイドバータイプのハンドル(幅750mm~800mm)
② 狭いハンドル(コンパクトハンドル)の特徴
メリット
- 小回りが効きやすく、街乗りがしやすい
- 腕の負担が減り、リラックスした姿勢が取れる
- すり抜けがしやすくなる
デメリット
- 直進安定性が低下する
- 高速走行時にふらつきやすくなる
- 力を入れづらく、ハンドル操作が重く感じることもある
おすすめのライダー
- 街乗りや通勤・通学でクロスカブを使用する人
- すり抜けや狭い道での取り回しを重視する人
- 軽快な操作感を求める人
代表的なカスタム例
- ミニバーやショートハンドル(幅600mm~650mm)
2. ハンドルの高さの選び方
ハンドルの高さは、ライディングポジションや乗車姿勢に大きく影響を与える。
① 高めのハンドル(アップハンドル)の特徴
メリット
- 腕や肩の負担が軽減し、長時間走行が楽になる
- ツーリング時の快適性が向上する
- 視界が広くなり、リラックスした姿勢で運転できる
デメリット
- 風の影響を受けやすく、高速走行では疲れやすい
- ハンドル操作がダルく感じることがある
- 極端なアップハンドルは保安基準を満たさない場合がある
おすすめのライダー
- 長距離ツーリングが多い人
- 街乗りでリラックスしたポジションを求める人
- 背が高く、純正のハンドルが低く感じる人
代表的なカスタム例
- エンデュランス製アップハンドル
- 高さのあるバーハンドル(70mm~100mmアップ)
② 低めのハンドル(フラットバー・絞りハンドル)の特徴
メリット
- 前傾姿勢になり、スポーティな走りがしやすくなる
- 高速道路で風の抵抗を受けにくく、安定感が増す
- コーナリング時の操作性が向上する
デメリット
- 長時間の走行で腕や肩が疲れやすくなる
- 街乗りでは前傾姿勢がキツく感じることがある
- 低すぎると操作しづらくなることがある
おすすめのライダー
- スポーティな走りを求める人
- 高速走行やワインディングを楽しむ人
- 前傾姿勢が苦にならない人
代表的なカスタム例
- フラットバーや低めのバーハンドル(50mm以下の高さ)
- 絞りハンドル(クラシックスタイル)
3. 交換後の調整方法
ハンドルを交換した後は、実際にライディングして調整することが重要だ。
① ハンドル角度の調整
- ハンドルの角度を少し前傾させると、腕が自然に伸びて楽な姿勢になる。
- 逆に、後ろに寝かせすぎると操作しにくくなるため、試乗しながら微調整する。
② ブレーキ・クラッチレバーの調整
- レバーの角度を適切に設定し、手首が無理な角度にならないように調整する。
- 一般的には、地面と平行よりやや下向きにすると操作しやすい。
③ スロットルの動作確認
- スロットルがスムーズに戻るかを確認する。
- ハンドルを左右に切った際に、ワイヤーが突っ張っていないかチェック。
④ 試乗して最終調整
- 交換後は、実際に乗ってみて違和感がないかを確認することが重要。
- 低速走行でバランスをチェックし、問題なければ本締めを行う。
クロスカブのハンドル幅や高さを選ぶ際は、自分のライディングスタイルに合わせることが重要だ。
✅ 街乗りメインならコンパクトな幅が取り回しやすい
✅ ツーリング重視なら幅広のハンドルが安定感がある
✅ アップハンドルは快適性重視、フラットバーはスポーティな走り向き
交換後は、角度やレバーの位置を調整しながら、自分に合ったポジションを見つけることが大切。快適なハンドルカスタムで、クロスカブの乗り心地をさらに向上させよう!
ハンドルブレース・ハンドルポストの活用

クロスカブのハンドルカスタムをする際に、「ハンドルブレース」や「ハンドルポスト」を活用することで、剛性や快適性を向上させることができる。ハンドル交換だけではなく、これらのパーツを適切に使うことで、より理想的なライディングポジションや操作感を実現できるため、カスタムの選択肢として検討する価値がある。
ここでは、ハンドルブレースとハンドルポストの役割やメリット、取り付け方法などについて詳しく解説する。
1. ハンドルブレースとは?
① ハンドルブレースの役割
ハンドルブレースは、ハンドルの中央部分に取り付ける補強バーのことを指す。見た目のアクセントとして使われることも多いが、それ以上に以下のような機能的なメリットがある。
✅ ハンドルの剛性を強化し、たわみを軽減
✅ オフロード走行時の衝撃吸収性を向上
✅ ナビやスマホホルダー、USB充電器などの装着スペースを確保
✅ ドレスアップ効果もあり、カスタムの幅が広がる
クロスカブの純正ハンドルは、適度なしなりがあり、衝撃を吸収する設計になっている。しかし、特にオフロード走行や長距離ツーリングをする場合には、ハンドルの剛性を上げることで、より安定した操作性を得ることができる。
② ハンドルブレースの取り付け方法
ハンドルブレースは、基本的にクランプ方式でハンドル中央部分に固定するため、取り付けは比較的簡単。以下の手順で取り付けが可能だ。
1. 取り付け位置を決める
- ハンドルの中央部分にブレースを当て、ミラーやスイッチ類と干渉しない位置を確認する。
2. クランプを仮固定する
- 付属のボルトでハンドルに固定するが、この時点では軽く締める程度にしておく。
3. 角度を微調整する
- ハンドルと平行になるように角度を調整し、ブレースがねじれたり浮いたりしないようにする。
4. 本締めする
- 最後にボルトをしっかり締めて固定する。
ハンドルブレースには、固定式と可変式(角度調整可能なタイプ)があるため、自分のライディングスタイルに合ったものを選ぶと良い。
2. ハンドルポストとは?
① ハンドルポストの役割
ハンドルポストとは、ハンドルを固定するためのパーツで、純正品より高さのあるものに交換することで、ハンドルの高さを調整できる。
✅ ハンドルを上げて、腕や肩への負担を軽減
✅ ポジションを変えて、リラックスした乗り心地を実現
✅ ライディングスタイルに合わせた調整が可能
クロスカブの純正ポストは標準的な高さに設定されているが、もっとアップライトなポジションにしたい場合や、アップハンドルを装着する際に高さを調整したい場合には、ハンドルポストを交換することでより理想的なポジションが得られる。
② ハンドルポストの取り付け方法
ハンドルポストを交換する際は、以下の手順で作業を進める。
1. 純正ハンドルポストを取り外す
- 六角レンチまたはスパナを使い、固定ボルトを緩めてハンドルポストを外す。
2. 新しいハンドルポストを仮固定する
- 交換するハンドルポストをセットし、ボルトを軽く締めて仮固定する。
3. 角度や位置を調整する
- 実際に跨って、ハンドルの高さや角度が適切か確認する。
4. 本締めして固定する
- 最後に、規定トルクでしっかりと締め付ける。締めすぎるとネジが破損する可能性があるため、適正なトルクで固定することが重要。
3. ハンドルブレース・ハンドルポストを活用するメリット
これらのパーツを活用することで、以下のようなメリットが得られる。
① 操作性の向上
ハンドルの剛性が上がることで、ふらつきが減少し、安定感が増す。特に、長距離ツーリングや高速走行時に恩恵を感じることが多い。
② 快適なライディングポジション
ハンドルポストを調整することで、体格やライディングスタイルに合ったポジションを作れる。
③ カスタムの自由度が高まる
ハンドルブレースには、スマホホルダーやドリンクホルダー、USB充電器などを取り付けるスペースを確保できるため、ツーリング用途にも便利。
まとめ
クロスカブのハンドルカスタムをする際に、ハンドルブレースやハンドルポストを活用すると、剛性強化やライディングポジションの最適化が可能になる。
✅ ハンドルブレースは、剛性強化とアクセサリー装着の利便性を向上
✅ ハンドルポストは、高さ調整をして快適なポジションを作れる
✅ オフロードやツーリング用途にも役立つカスタムパーツ
ハンドル交換と組み合わせることで、さらに快適な乗り心地を実現できるため、自分の用途に合わせて導入を検討しよう!
エンデュランス製ハンドルの特徴と選び方

クロスカブのハンドルカスタムを検討する際、エンデュランス製のハンドルは特に人気のある選択肢だ。純正よりも操作性や快適性が向上し、カスタムの自由度も高まるため、多くのライダーに支持されている。
ここでは、エンデュランス製ハンドルの特徴や、選び方のポイントについて詳しく解説する。
1. エンデュランス製ハンドルの特徴
エンデュランスは、ホンダ車を中心にカスタムパーツを開発しているメーカーで、クロスカブ向けのハンドルも販売している。エンデュランス製ハンドルの特徴を見ていこう。
① 純正よりも快適なライディングポジションを実現
エンデュランス製ハンドルは、純正ハンドルよりもアップライトなポジションを作れる設計になっており、長距離ツーリングや街乗りでも快適に走れるように設計されている。
✅ 肩や腕の負担を軽減する絶妙な角度
✅ 純正よりも少し高めに設計されており、視界が広がる
✅ ハンドル幅が適度に広がり、安定した操作感を得られる
このため、特に長時間のライディングをする人や、ゆったりとした乗車姿勢を求めるライダーに向いている。
② 剛性が高く安定感がある
エンデュランス製のハンドルは、純正よりもしっかりとした作りになっており、剛性が高いのが特徴。
✅ 振動が抑えられ、ハンドルがブレにくい
✅ オフロード走行時の安定感が向上
✅ 荷物を積んだ状態でも、しっかりとした操作感を確保
特に、純正ハンドルは少し柔らかめでしなることがあるが、エンデュランス製ハンドルは剛性が高いため、よりダイレクトな操作感を得られるのが大きなメリットだ。
③ カスタムパーツとの相性が良い
エンデュランス製ハンドルは、さまざまなカスタムパーツと組み合わせやすい設計になっている。
✅ ハンドルブレースとの併用でさらに剛性アップ
✅ スマホホルダーやUSB充電器の装着がしやすい
✅ ハンドルポストを変えることで高さの微調整が可能
特に、ハンドルブレースやハンドルポストと組み合わせることで、自分好みのポジションや剛性調整が可能になるため、幅広いカスタムが楽しめる。
2. エンデュランス製ハンドルの選び方
エンデュランス製ハンドルにはいくつかの種類があるため、自分のライディングスタイルに合ったものを選ぶことが重要だ。
① 用途に合わせて選ぶ
- ツーリング向け → アップハンドル(純正より少し高めのタイプ)
- 街乗り・オフロード向け → フラットハンドル(低めで操作しやすいタイプ)
- カスタム重視 → ハンドルブレース対応モデル(剛性アップ&アクセサリー装着しやすい)
エンデュランス製のハンドルは、基本的に純正の取り付け方法と互換性があるため、ボルトオンで簡単に装着できるのも魅力。
② ハンドルの高さ・幅を考慮する
ハンドルの高さや幅は、乗り心地や操作性に大きく影響する。
✅ 高さを上げると → 腕や肩の負担が減り、リラックスした姿勢に
✅ 幅を広げると → 直進安定性が向上し、ゆったりとした操作感に
エンデュランス製のハンドルは、純正よりもわずかに高めに設計されていることが多く、ツーリング向けの快適なポジションを作りやすい。
③ 他のパーツとの組み合わせを考える
ハンドルを交換する際は、ワイヤー類やスイッチボックスの取り付け位置も考慮する必要がある。
✅ アクセルワイヤーやブレーキホースが届くか確認
✅ ハンドルポストやスペーサーを活用し、高さを微調整する
✅ グリップやミラーの互換性もチェック
特に、ハンドルの高さを大きく変える場合は、ワイヤーの延長が必要になることがあるため、事前に確認しておくとスムーズ。
3. エンデュランス製ハンドルはこんな人におすすめ
✅ 長距離ツーリングを快適にしたい人
✅ 純正ハンドルの高さや幅に不満がある人
✅ ハンドル剛性を高めて、安定した走りをしたい人
✅ ハンドルブレースやアクセサリーを取り付けたい人
エンデュランス製のハンドルは、クロスカブの特性を活かしながら、さらに快適なライディングポジションを実現できるのが魅力だ。
エンデュランス製ハンドルは、純正よりも剛性が高く、快適なライディングポジションを提供するため、クロスカブをより乗りやすくしたいライダーにおすすめのカスタムパーツだ。
✅ 長距離ツーリングに最適なアップハンドル設計
✅ 剛性が高く、安定したハンドリングを実現
✅ カスタムパーツとの相性が良く、自由度が高い
ハンドル交換を検討しているなら、エンデュランス製のハンドルを選ぶことで、より快適なクロスカブライフを楽しめるはずだ!
絞りハンドル・アップハンドルのカスタム例

クロスカブのカスタムで特に人気があるのが、「絞りハンドル」と「アップハンドル」だ。ハンドルの形状を変えることで、ライディングポジションや見た目が大きく変わるため、個性を出したいライダーにとって魅力的なカスタムのひとつとなっている。
ここでは、絞りハンドルとアップハンドルの特徴や、それぞれのカスタム例について詳しく解説していく。
1. 絞りハンドルのカスタム例
① 絞りハンドルとは?
絞りハンドルとは、ハンドルの端が内側に向かって少し狭くなる形状をしているハンドルのことを指す。クロスカブのクラシックなデザインにもよくマッチし、見た目のスタイリッシュさと操作性を両立できる。
✅ 特徴
- 手首の角度が自然になり、リラックスしたポジションを取れる
- 狭めのハンドル幅にすることで、取り回しがしやすくなる
- クラシックな雰囲気やアメリカンスタイルのカスタムにも適している
② 絞りハンドルのメリットとデメリット
メリット
- 見た目がスタイリッシュで、クラシックな雰囲気を演出できる
- コンパクトなハンドル幅になるため、狭い道での取り回しがしやすい
- 手首の負担が軽減され、リラックスした姿勢で運転できる
デメリット
- 純正ハンドルと比べて直進安定性がやや低下する
- 極端に絞りすぎると操作性が悪化し、長距離ツーリングには不向き
- ハンドルを変えすぎるとスイッチやワイヤーの取り回しに調整が必要になる
③ 絞りハンドルのカスタム例
✅ クラシックカスタム仕様
- ハンドル幅をやや狭め(650mm程度)に設定し、クラシックな見た目を強調
- ブラウンやブラックのレザーグリップを装着し、レトロ感をプラス
- バーエンドミラーを装着し、よりクラシカルな印象を演出
✅ 街乗り・取り回し重視カスタム
- 幅を純正より少し狭め(700mm以下)にし、取り回しを向上
- ミニウインカーや小型ナックルガードを取り付け、シンプルなデザインに
- 軽量化を意識し、余計なパーツを外してスリムなスタイルに仕上げる
2. アップハンドルのカスタム例
① アップハンドルとは?
アップハンドルとは、ハンドルの高さが純正よりも高くなる形状のハンドルを指す。乗車姿勢がアップライトになり、肩や腕への負担を軽減できるため、ツーリングや街乗りの快適性を向上させる。
✅ 特徴
- 純正よりも高めのポジションで、視界が広くなる
- 腕や肩の負担が軽減され、長距離ツーリングに向いている
- チョッパースタイルやオフロード風のカスタムとも相性が良い
② アップハンドルのメリットとデメリット
メリット
- 乗車姿勢が自然になり、長時間のライディングが快適になる
- 見た目のカスタム性が高く、個性的なバイクに仕上げられる
- 視界が広くなり、運転しやすくなる
デメリット
- 風の影響を受けやすく、高速走行時の安定感が低下する
- ハンドルの高さを変えすぎると、ワイヤーの延長が必要になる
- 操作感が変わるため、慣れるまで違和感があることもある
③ アップハンドルのカスタム例
✅ ツーリング仕様アップハンドル
- 純正よりも約50~100mm高めのハンドルを装着し、アップライトなポジションを確保
- ハンドルブレースを追加し、剛性を高めて振動を抑える
- ナックルガードやスマホホルダーを装着し、長距離ツーリングでも快適に走れる仕様に
✅ チョッパースタイル・カスタム仕様
- 大胆に高さをアップさせ、アメリカンバイク風の見た目にする
- クロームメッキのハンドルや、レトロなグリップを採用
- ハンドル周りの配線をシンプルに整理し、スッキリとした見た目に
✅ オフロード風アップハンドル
- 高めのハンドルを採用し、オフロード走行時のコントロール性を向上
- **ハンドル幅を広めに設定(750mm以上)**し、安定感を重視
- ハンドルポストを高くして、より自然なポジションに調整
3. 絞りハンドル・アップハンドルどちらが向いている?
どちらのハンドルも魅力的だが、選ぶ基準としては以下のポイントを参考にすると良い。
✅ 街乗り&コンパクトな操作性重視 → 絞りハンドルがおすすめ
✅ 長距離ツーリングや快適性重視 → アップハンドルが適している
✅ クラシックスタイルやカフェレーサー風にしたい → 絞りハンドルが似合う
✅ オフロード仕様やアメリカン風のカスタムにしたい → アップハンドルが最適
それぞれのメリット・デメリットを考慮し、自分のライディングスタイルや好みに合ったカスタムを選ぶのがベストだ。
まとめ
✅ 絞りハンドルは、クラシックなデザイン&街乗り向けカスタムに最適
✅ アップハンドルは、快適なライディングポジション&ツーリング向けにおすすめ
✅ ハンドルの高さや角度を適切に調整し、乗りやすさを確保することが重要
ハンドル交換は、バイクの乗り味を大きく変えるカスタムのひとつ。自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適なハンドルを選び、クロスカブのカスタムをさらに楽しもう!
「クロスカブ ハンドル 交換」の総まとめ
- クロスカブのハンドル交換で乗車姿勢や操作性を改善できる
- 絞りハンドルは街乗り向け、アップハンドルはツーリング向け
- ハンドルバーの幅を変えることで直進安定性や小回り性能が変わる
- 純正ハンドルとカスタムハンドルにはそれぞれ異なるメリットがある
- エンデュランス クロスカブ ハンドルは快適性と剛性を両立した選択肢
- ハンドルポストを調整すれば高さを変えてフィット感を向上できる
- ハンドルスペーサーを活用すると微妙な高さ調整が可能になる
- ハンドルブレースを装着すると剛性を高め、振動を軽減できる
- 交換には六角レンチやトルクレンチなどの基本工具が必要
- ワイヤーや配線の長さを事前に確認し、必要なら延長パーツを準備する
- ショップでの交換工賃は8,000円~15,000円が目安
- 自分で交換する場合、作業時間は1~4時間程度かかる
- ハンドル交換後はスロットルやブレーキの動作確認を必ず行う
- カスタムの際は道路運送車両法の保安基準を満たす必要がある
- ハンドル交換を成功させるためには、用途に合った選択が重要