クロスカブ維持費を徹底解説!CT125との違いや節約ポイントも紹介
クロスカブは、その燃費の良さや経済的な維持費で人気のバイクですが、「本当にコスパがいいのか?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。実際、クロスカブ維持費には軽自動車税や一年点検費用、任意保険、メンテナンス代などがかかり、購入後に予想以上のコストが発生するケースもあります。
また、同じく人気のある**CT125(ハンターカブ)**との違いも気になるところ。どちらを選ぶべきか迷っている人にとって、初期費用や燃費の違い、日常のランニングコストを把握しておくことは重要です。特に、JA55の燃費がどれくらいなのか、定期的なメンテナンスにはどの程度の費用がかかるのかを知っておけば、「買って後悔した…」とならずに済みます。
本記事では、クロスカブの維持費を細かく分析し、コストを抑えるためのポイントやカスタムによるコスト増を防ぐ方法を詳しく解説します。さらに、デメリットについても包み隠さず紹介し、初心者が知っておくべき免許の種類や必要な手続きをまとめました。
「クロスカブを購入して本当に後悔しないのか?」という疑問に答えるべく、年間の維持費や賢い節約方法まで、実際のデータをもとに詳しく解説していきます。
この記事のポイント
- クロスカブ維持費の詳細(税金、燃料代、メンテナンス費用、任意保険などの年間コスト)
- CT125との比較(初期費用や燃費、維持費の違い)
- 維持費を抑えるコツ(燃費向上の走り方、メンテナンス費用の節約方法)
- クロスカブのデメリット(維持費以外の注意点や、購入前に知っておくべきポイント)
クロスカブの維持費は、購入時にしっかりとシミュレーションしておくことが重要です。
簡単に維持費の概算を知りたい場合は、
【ハンターカブ・クロスカブ専用維持費シミュレーター】をご利用ください。
👉 ハンターカブ・クロスカブ専用【維持費・シミュレーター】ボアアップにも対応!
クロスカブ 維持費はどのくらい?コストと節約ポイントを解説

- クロスカブ50 維持費はどれくらいかかる?
- クロスカブ110の年間コストを詳しく解説
- クロスカブはなぜ高い?価格の理由と維持費の関係
- 維持費を抑えるコツ!クロスカブの節約術
クロスカブ50 維持費はどれくらいかかる?
クロスカブ50は、燃費が良くコンパクトな設計のため、維持費が比較的安価なバイクのひとつです。原付一種(50cc以下)に分類されるため、税金や保険料、燃料費などが抑えられ、手軽に維持できる点が大きな魅力です。しかし、実際にどのような費用がかかるのか、項目ごとに詳しく解説していきます。
1. 自動車税(軽自動車税)
クロスカブ50のような原付一種(50cc以下)のバイクには、「軽自動車税」が毎年課税されます。
税額:年額2,000円(※地域によって若干異なる場合あり)
これは50cc以下の原付に共通する金額で、125ccクラスのバイク(年額2,400円)と比較しても非常に安価です。毎年4月1日時点の所有者に課税されるため、年度途中で購入した場合でも、次の年からの支払いとなります。
2. 自賠責保険料
原付バイクには、公道を走るために「自賠責保険」への加入が義務付けられています。
契約期間によって金額が異なりますが、長期間の契約ほど割安になります。
2024年現在の保険料目安(沖縄県・離島を除く)
- 12か月契約:7,070円
- 24か月契約:8,850円
- 36か月契約:10,590円
- 48か月契約:12,300円
- 60か月契約:13,980円
最もコスパの良い契約は「5年契約」で、1年あたり2,796円となります。長期間乗る予定があるなら、長めの契約を選ぶのがおすすめです。
3. 任意保険料
自賠責保険だけでは、相手の車や物への損害、自分のケガに対する補償が不足するため、多くのライダーは「任意保険」にも加入します。
原付の任意保険は、単体で加入することもできますが、多くの人が自動車保険の「ファミリーバイク特約」を利用します。
- ファミリーバイク特約(自動車保険の付帯)
- 対人・対物補償:無制限
- 人身傷害補償あり(オプション)
- 年間保険料:9,000円~20,000円(プランによる)
- 原付単独の任意保険
- 年間保険料:25,000円~40,000円
- 等級割引が適用される(長く加入するほど安くなる)
ファミリーバイク特約は、すでに自動車保険に加入している場合に追加できるオプションで、コストを抑えつつ手厚い補償を受けられるため人気です。
4. 燃料代(ガソリン費)
クロスカブ50は非常に燃費が良いバイクで、実燃費は70~80km/Lとされています。
例えば、1か月あたり500km走行すると仮定すると、必要なガソリン量は 約7リットル となります。
2024年のガソリン価格(レギュラー)を160円/Lと仮定すると、
月間の燃料代:約1,120円(年間約13,440円)となります。
この低燃費性能こそが、クロスカブ50の大きなメリットのひとつです。

5. メンテナンス費用
クロスカブ50の維持費において見落としがちなのが、定期的なメンテナンス費用です。
長く快適に乗るためには、最低限の点検・交換を行う必要があります。
- オイル交換(2,000kmごと)
- 費用:1,000円~2,500円/回(工賃含む)
- 年間2回交換すると、約3,000円~5,000円
- タイヤ交換(約10,000kmごと)
- 前後セットで約10,000円~15,000円
- 1年間で5,000km走る場合、年間約5,000円~7,500円
- ブレーキパッド・ブレーキシュー交換(15,000km~20,000km)
- 交換費用:5,000円~10,000円(前後セット)
- 走行距離次第で、年に1回ほどの交換で済む場合も
- チェーン・スプロケット交換(10,000km~15,000km)
- 費用:前後セットで約10,000円~15,000円
- 消耗が少ない場合は、3年以上持つことも
クロスカブ50はパーツの交換頻度が少なく、基本的なメンテナンスをしっかり行えば、大きな出費を抑えることができます。
6. 車検は不要!
クロスカブ50は原付一種のため、車検が不要 です。
これは125cc以上のバイクと比べて、維持費を大幅に抑えられる大きなポイントです。
【年間の維持費合計の目安】
以上の費用を合計し、クロスカブ50の年間維持費の目安を計算すると以下のようになります。
項目 | 年間費用目安 |
---|---|
軽自動車税 | 2,000円 |
自賠責保険(5年契約換算) | 2,796円 |
任意保険(ファミリーバイク特約) | 10,000円 |
燃料代(月500km走行) | 13,440円 |
オイル交換(年2回) | 3,000円~5,000円 |
タイヤ交換(年1回) | 5,000円~7,500円 |
その他メンテナンス(ブレーキ・チェーンなど) | 5,000円~10,000円 |
年間維持費合計:約41,000円~50,000円
1か月あたりに換算すると約3,500円~4,200円となり、非常に経済的です。
特に燃費の良さや税金の安さ、車検不要のメリットにより、ランニングコストを抑えながらバイクを楽しめるのがクロスカブ50の強みです。
正確な維持費を計算したい場合は、【専用シミュレーター】をご活用ください。
👉 クロスカブ維持費シミュレーターはこちら
まとめ
クロスカブ50の維持費は、年間5万円以内で収まるケースが多く、コストパフォーマンスの高いバイク です。
税金や燃費の安さに加え、メンテナンス費用も比較的抑えられるため、初めてバイクを所有する人にもおすすめの1台 と言えます。
低コストで維持できるバイクを探しているなら、クロスカブ50は間違いなく候補に入れるべきでしょう。クロスカブ50 維持費はどれくらいかかる?
クロスカブ110の年間コストを詳しく解説

クロスカブ110は、その経済的な燃費と耐久性の高さから、長期間にわたって愛用されるバイクです。しかし、実際に所有した場合の年間コストはどれくらいかかるのか、具体的な費用を項目ごとに詳しく解説します。
1. 軽自動車税(年間)
クロスカブ110は原付二種(51cc~125cc)のバイクに分類されるため、毎年4月1日時点の所有者に「軽自動車税」が課税されます。
- 年間税額:2,400円
50cc以下の原付一種と比較すると少し高めですが、自動車や大型バイクに比べると非常に低コストです。原付二種の維持費の安さは、日常の足として利用するライダーにとって大きなメリットとなります。
2. 自賠責保険料(必須)
公道を走るためには、加入が義務付けられている自賠責保険に加入する必要があります。契約期間が長いほど割安になるため、長期契約が推奨されます。
2024年現在の保険料目安(沖縄県・離島を除く)
- 12か月契約:7,670円
- 24か月契約:9,770円
- 36か月契約:11,760円
- 48か月契約:13,640円
- 60か月契約:15,400円
おすすめプラン 5年契約(60か月)を選択すると、年間費用は約3,080円になり、最もお得です。
3. 任意保険(推奨)
自賠責保険ではカバーできない部分を補償するために、任意保険の加入が推奨されます。特に、自動車を所有している場合は「ファミリーバイク特約」を利用することでコストを抑えることが可能です。
- ファミリーバイク特約(自動車保険に追加):9,000円~20,000円/年
- 単独のバイク保険(バイク専用の任意保険):20,000円~50,000円/年
ファミリーバイク特約は、自動車保険に追加する形で加入するため、単独のバイク保険よりも安く済むケースが多いです。
4. 燃料代(ガソリン費)
クロスカブ110は非常に燃費が良く、実燃費は60km/L~70km/Lとされています。
例えば、月間500km走行した場合のガソリン消費量は約7.5Lです。
2024年のレギュラーガソリン価格(160円/L)で計算すると、
- 月間の燃料代:約1,200円
- 年間の燃料代:約14,400円
燃費の良さは維持費の大幅な節約につながるため、通勤やツーリングに最適なバイクといえます。
5. メンテナンス費用
クロスカブ110は丈夫なバイクですが、長く快適に乗るためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
- オイル交換(3,000kmごと)
- 費用:1,500円~3,000円/回
- 年間2回交換すると3,000円~6,000円
- タイヤ交換(10,000kmごと)
- 前後セットで15,000円~20,000円
- 年間5,000km走る場合は7,500円~10,000円
- ブレーキパッド交換(15,000kmごと)
- 交換費用:5,000円~10,000円
- 年間のコスト目安:3,000円~5,000円
- チェーン・スプロケット交換(15,000kmごと)
- 費用:15,000円~20,000円
- 年間のコスト目安:5,000円~7,000円
【年間維持費合計の目安】
項目 | 年間費用目安 |
---|---|
軽自動車税 | 2,400円 |
自賠責保険(5年契約換算) | 3,080円 |
任意保険(ファミリーバイク特約) | 10,000円 |
燃料代(月500km走行) | 14,400円 |
オイル交換 | 3,000円~6,000円 |
タイヤ交換 | 7,500円~10,000円 |
ブレーキ・チェーン交換など | 8,000円~12,000円 |
年間維持費合計:約48,000円~58,000円
1か月あたりの維持費は約4,000円~5,000円となり、非常にコストパフォーマンスが高いバイクといえます。
クロスカブはなぜ高い?価格の理由と維持費の関係

クロスカブ110は、新車価格が約38万円前後と、原付二種のバイクの中ではやや高めの価格設定になっています。スクーターなどと比較すると、「なぜこんなに高いのか?」と疑問に思う人も多いでしょう。しかし、価格の高さにはしっかりとした理由があり、それが長期的な維持費にも関係してきます。ここでは、クロスカブの価格が高い理由と維持費との関係について詳しく解説します。
1. 高耐久な設計とパーツの質の高さ
クロスカブ110は、郵便配達や新聞配達といった業務用バイク「スーパーカブ」のDNAを受け継いでおり、耐久性が非常に高いのが特徴です。一般的なスクーターとは異なり、フルメタルボディが採用されており、衝撃に強く、長期間使用してもボディの劣化が少ない設計になっています。
さらに、足回りにはスポークホイールが採用されており、荒れた路面や未舗装道路でも安定して走行できる仕様です。フロントフォークも頑丈に作られており、オフロード走行にも対応できる耐久性を持っています。
これらの高品質なパーツやフレーム設計が、販売価格の高さにつながっていますが、その分長く乗ることができ、維持費の節約にも貢献します。一般的なスクーターは3~5年で買い替えることが多いですが、クロスカブは10年以上乗ることが可能な設計のため、結果的にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
2. 高リセールバリューで長期的なコストが安い
クロスカブ110は中古市場での人気が非常に高く、リセールバリュー(売却時の価値)が高いバイクの一つです。例えば、新車価格が約38万円のクロスカブが、3年後でも20万円以上の価格で売れることは珍しくありません。
リセールバリューが高い理由としては、以下の3つが挙げられます。
- 需要が高い:クロスカブは街乗りだけでなく、ツーリングやアウトドア用途でも人気があるため、中古市場でも安定した需要があります。
- 耐久性が高く、長く乗れる:エンジン寿命が長く、10万km以上走行できる耐久性を備えているため、中古でも価値が落ちにくい。
- モデルチェンジが少ない:クロスカブは頻繁にフルモデルチェンジを行わず、長年同じ設計が続くため、旧モデルでも価値が下がりにくい。
このため、長期間乗った後に売却することで、実質的な維持コストを抑えることができるのです。
3. 燃費の良さが維持費削減につながる
クロスカブ110の燃費性能は、実燃費で60km/L~70km/Lと非常に優れています。これは同クラスのスクーターと比較してもトップクラスの燃費効率であり、ガソリン代を大幅に節約できるポイントです。
例えば、1か月に500km走行する場合、ガソリン消費量は約7.5Lです。
2024年のレギュラーガソリン価格(160円/L)で計算すると、
- 月間の燃料代:約1,200円
- 年間の燃料代:約14,400円
同じ原付二種スクーターでも、40km/L程度の燃費のバイクだと、年間ガソリン代が22,000円前後かかることもあるため、クロスカブの燃費性能は維持費削減に直結します。
4. 車体価格は高いが、年間維持費は安い
クロスカブ110は新車価格が高めですが、その分維持費は非常に安く抑えられます。
年間維持費の目安を以下にまとめました。
項目 | 年間費用目安 |
---|---|
軽自動車税 | 2,400円 |
自賠責保険(5年契約換算) | 3,080円 |
任意保険(ファミリーバイク特約) | 10,000円 |
燃料代(月500km走行) | 14,400円 |
オイル交換 | 3,000円~6,000円 |
タイヤ交換 | 7,500円~10,000円 |
ブレーキ・チェーン交換など | 8,000円~12,000円 |
年間維持費合計:約48,000円~58,000円
1か月あたりの維持費は約4,000円~5,000円と、非常にコストパフォーマンスに優れています。
つまり、最初の購入価格が高くても、長期間乗ることでトータルコストは安くなるというわけです。
5. 中古車の価格も高め
クロスカブ110の中古価格は、新車価格に比べてあまり安くならないという特徴があります。
これは前述の通り、高いリセールバリューが維持されているためであり、新車との差額が小さいため「新車を買ったほうが得」と考える人が多いのも事実です。
例えば、中古市場では以下のような価格帯となっています。
- 走行距離5,000km以内のクロスカブ110:30万円前後
- 走行距離10,000km以上のクロスカブ110:25万円前後
このように、新車と中古の価格差が小さいため、「長く乗る前提なら新車を選ぶ」というのが賢い選択肢になります。
まとめ
クロスカブ110の価格が高い理由は、以下のポイントにあります。
- 高耐久な設計と高品質なパーツ
→ 長く乗れるため、長期的なコストパフォーマンスが良い。 - 高リセールバリュー
→ 売却時の価値が落ちにくく、実質的な維持コストが安い。 - 燃費が非常に良い
→ ガソリン代が抑えられ、年間維持費が安く済む。 - 維持費が低コスト
→ 軽自動車税や保険、メンテナンス費用が他のバイクと比べて安い。 - 中古市場でも価格が高め
→ 新車との価格差が少なく、買い替え時の損失が少ない。
このように、クロスカブは初期費用こそ高いものの、長く乗ることでむしろ維持費が安く済むバイクなのです。
長期的な視点で見ると、結果的にコストパフォーマンスの良い選択肢となるでしょう。
燃費が良いとはいえ、定期的なガソリン代も考慮しておく必要があります。
ガソリン代を含めた維持費の総額を計算したい場合は、【維持費シミュレーター】が便利です。
👉 ハンターカブ・クロスカブ専用維持費シミュレーター
維持費を抑えるコツ!クロスカブの節約術

クロスカブは燃費が良く、維持費が比較的安いバイクですが、それでも乗り方やメンテナンス次第でさらにコストを抑えることができます。ここでは、クロスカブの維持費を抑えるための具体的な節約術を紹介します。長く快適に乗るためにも、日々のちょっとした工夫が重要です。
1. 燃費を最大限に活かす走り方を意識する
クロスカブ110の実燃費は60〜70km/Lとされていますが、走り方によってはこれよりも燃費を悪化させることがあります。以下のポイントを意識することで、燃費を向上させることが可能です。
- 急発進・急加速を避ける
アクセルを急に開けると燃料消費が増えるため、スムーズな加速を心がけることで燃費を向上させることができます。 - 適切なギアチェンジを行う
クロスカブは4速ミッションのため、高回転域まで引っ張らずに早めのシフトアップを意識すると燃費が向上します。逆に、低回転過ぎるとエンジン負担が増えるため、適切な回転数を保つことが重要です。 - 巡航速度を意識する
燃費が最も良くなる速度域(40〜50km/h前後)をキープすることで、無駄なガソリン消費を抑えられます。
2. メンテナンスを怠らない
メンテナンスを定期的に行うことで、燃費を向上させたり、部品の寿命を延ばすことができ、結果的に維持費の節約につながります。特に重要なのが以下の項目です。
- オイル交換を適切なタイミングで実施
エンジンオイルは、約2,000〜3,000kmごとに交換すると良いでしょう。長期間交換しないと燃費が悪化し、エンジンの寿命を縮めることになります。費用は1回あたり1,000〜2,000円程度と比較的安いため、定期交換がコスト削減につながります。 - タイヤの空気圧を適正に保つ
タイヤの空気圧が低いと、転がり抵抗が増え燃費が悪化します。また、摩耗が早まり交換頻度も増えるため、1か月に1回は空気圧をチェックし、適正値を維持することが重要です。 - チェーンの清掃と調整
チェーンが汚れていたり、張りが適正でないと燃費に悪影響を及ぼします。1,000kmごとに清掃と注油を行うと、駆動ロスを抑えて燃費向上に貢献します。 - スプロケットの摩耗チェック
スプロケットが摩耗するとチェーンとの噛み合わせが悪くなり、燃費が悪化します。走行距離15,000km〜20,000kmを目安に交換することで、燃費を維持しつつトラブルを防ぐことができます。
3. ガソリン代を節約する工夫
クロスカブはレギュラーガソリンを使用しますが、少しでも燃料代を抑えるために以下の工夫ができます。
- ガソリン価格が安い店舗を選ぶ
同じ地域でもガソリン価格には差があるため、最安のガソリンスタンドを利用するだけで年間で数千円の節約が可能です。アプリやウェブサイトで価格を比較し、1円でも安いスタンドを見つけるのがポイントです。 - 満タン給油ではなく、安い時にこまめに給油
ガソリン価格は日々変動するため、価格が下がったタイミングで給油するのが得策です。特に週末よりも平日の方が安い傾向があるため、曜日を意識するのも良い方法です。
4. 自分でできるメンテナンスを増やす
バイクの整備をショップに依頼すると工賃が発生しますが、自分でできる作業を増やせば維持費を大幅に削減できます。以下のメンテナンスは比較的簡単にできるため、ぜひ挑戦してみましょう。
- オイル交換(必要工具:ドレンボルトレンチ、オイルジョッキ)
→ ショップでの交換費用は約2,000円ですが、自分で交換すればオイル代(1,000円程度)だけで済みます。 - エアフィルターの清掃・交換(必要工具:ドライバー)
→ エアフィルターの詰まりは燃費悪化の原因になります。清掃なら無料、交換でも1,500円程度で済むため、自分でやれば工賃を節約できます。 - チェーンの調整と注油(必要工具:スパナ、チェーンオイル)
→ ショップに依頼すると3,000円程度かかる作業も、自分でやれば数百円で済みます。
このように、少しずつでもDIY整備を取り入れることで、年間で1万円以上の節約が可能になります。
5. 保険料を見直す
クロスカブは125cc以下のため、ファミリーバイク特約を活用すれば任意保険のコストを大幅に抑えることができます。
- 単独のバイク保険より、ファミリーバイク特約を利用
→ 単独契約だと年間3万円以上かかることもありますが、ファミリーバイク特約なら年間1万円前後で済みます。 - 自賠責保険は5年契約で安くする
→ 自賠責保険は1年契約よりも5年契約の方が割安になります。長く乗る予定なら、5年契約を選ぶとお得です。
このように、保険の見直しを行うだけで年間1万~2万円の節約が可能になります。
✅ 今のバイク保険、本当に最適ですか?
「もっと安くなるかも?」と思ったら、 最大7社のバイク保険を一括比較 して、自分にピッタリのプランを見つけましょう!
👉 ◇保険のインズウェブ◇⇒“なんと最大7社から選べる!!バイク保険徹底比較サイト”

まとめ
クロスカブの維持費を抑えるためには、以下のポイントを意識することが重要です。
- 燃費の良い走り方を意識し、急発進・急加速を避ける
- オイル交換・タイヤ空気圧調整・チェーン清掃などのメンテナンスをこまめに行う
- ガソリン代を節約するために最安のスタンドを利用し、安いタイミングで給油する
- 簡単なメンテナンスはDIYで行い、工賃を節約する
- 保険料の見直しを行い、ファミリーバイク特約を活用する
これらの工夫を実践すれば、年間で1万~3万円の維持費を節約することも可能です。コストを抑えつつ、クロスカブを長く快適に楽しむために、ぜひ実践してみてください。
クロスカブ 維持費を理解して後悔しない選び方
- クロスカブのデメリットと実際の維持費を比較
- クロスカブを買ってよかった?長期維持のリアルな評価
- 250ccクラスと比較!クロスカブのコスパを検証
- 街乗りでの維持費は?クロスカブの日常使いの魅力
- Q & A

クロスカブのデメリットと実際の維持費を比較
クロスカブは燃費が良く、維持費も比較的安いバイクですが、実際に所有するといくつかのデメリットも感じることがあります。ここでは、クロスカブの主なデメリットを挙げた上で、維持費とどのようにバランスを取れるのかを詳しく解説します。
1. クロスカブの主なデメリット
クロスカブは魅力的なバイクですが、すべての人にとって完璧とは言えません。以下のようなデメリットがあるため、購入前にしっかりと理解しておくことが重要です。
● 価格が高め
クロスカブ110の新車価格は約40万円前後(2024年時点)であり、原付二種の中では高価な部類に入ります。ホンダのスーパーカブ110が約30万円前後なので、カブシリーズの中ではやや割高なモデルとなっています。
→ 維持費でカバーできるか?
クロスカブは燃費が良く、消耗品の交換頻度も少ないため、ランニングコストが抑えられることが価格の高さをカバーするポイントになります。
● 最高速度が遅い
クロスカブ110の最高速度は90km/h前後ですが、加速性能はそこまで高くありません。高速道路を走行できないこともあり、長距離ツーリングでは物足りなさを感じることがあります。
→ 維持費でカバーできるか?
最高速度が遅い分、エンジンへの負荷が少なく、エンジン寿命が長いというメリットがあります。これにより、大型バイクと比べて修理費用がかかりにくいのが強みです。
● 収納スペースが少ない
クロスカブにはシート下の収納スペースがなく、買い物や通勤時に荷物を収納するのが不便です。リアボックスを付けることで解決できますが、追加費用が発生します。
→ 維持費でカバーできるか?
リアボックスの取り付けは5,000円~20,000円程度のコストがかかりますが、一度取り付ければ長期間使えるため、結果的に維持費の負担は少ないです。
● 純正カスタムパーツの選択肢が少ない
クロスカブはカスタム向けのパーツが豊富ではありますが、ホンダ純正のオプションは限られているため、社外品を活用することが求められます。
→ 維持費でカバーできるか?
社外品は純正品よりも安価なものが多いため、メンテナンスやカスタムのコストを抑えやすいメリットもあります。
2. 実際の維持費を算出
デメリットがあるとはいえ、クロスカブの維持費は他のバイクと比較するとかなり安く抑えられます。ここでは、年間にかかる費用を項目ごとに分けて見ていきます。
項目 | 年間費用の目安 |
---|---|
燃料代(年間5,000km走行) | 約8,000円(燃費65km/L、ガソリン180円/L) |
自賠責保険(5年契約の場合) | 約4,000円(年間換算) |
任意保険(ファミリーバイク特約) | 約12,000円 |
オイル交換(2,000kmごと) | 約3,000円(年2回交換) |
タイヤ交換(15,000kmごと) | 約6,000円(3年で1回交換) |
チェーン&スプロケット交換(20,000kmごと) | 約8,000円(4年で1回交換) |
その他のメンテナンス(ブレーキパッド等) | 約5,000円 |
合計 | 約46,000円/年 |
クロスカブの年間維持費は約4万~5万円ほどで済むため、デメリットを考慮しても、他のバイクと比べて圧倒的に安いことがわかります。
3. 維持費とデメリットを天秤にかけると?
クロスカブの価格はやや高めであり、収納の少なさや最高速度の制限などのデメリットはありますが、年間4~5万円で維持できる低コストなバイクである点は非常に魅力的です。
特に、通勤・通学や日常の移動手段として使う場合、燃費の良さやオイル交換などのメンテナンスコストの低さが、購入価格の高さをカバーできます。また、リアボックスの装着や社外パーツの活用で、利便性の低さを補うことも可能です。
結論として、維持費の安さがデメリットを補う要素となるため、クロスカブは長く乗るほどコスパが良いバイクと言えます。クロスカブの特徴を理解し、用途に合った使い方をすれば、コストを抑えながら快適なバイクライフを楽しめるでしょう。
クロスカブを買ってよかった?長期維持のリアルな評価

クロスカブを購入する際、多くの人が「本当に買ってよかったと思えるのか?」と気になるポイントです。特に、数年間にわたる長期維持を考えたときのメリットやデメリットを事前に把握しておくことが重要です。ここでは、実際にクロスカブを長く所有しているユーザーの評価をもとに、リアルな維持コストや満足度について詳しく解説します。
1. 長期維持におけるクロスカブの満足度
クロスカブは、ホンダのカブシリーズらしく高い耐久性と低燃費を誇るため、長期間乗り続けるユーザーが多いのが特徴です。以下は、長く乗っているユーザーが特に評価しているポイントです。
● 燃費の良さは長期間維持の最大のメリット
クロスカブ110の実燃費は55km/L~65km/Lとされており、長距離ツーリングでも燃料代が抑えられるのが魅力です。年間5,000km走行するとしても、年間のガソリン代は8,000円~10,000円程度と、大型バイクとは比べ物にならないほど安く済みます。
● 維持費が驚くほど安い
長期維持において、定期的なメンテナンス費用は気になるポイントですが、クロスカブは交換部品が少なく、消耗品のコストも低いのが特徴です。例えば、オイル交換は2,000円程度で済み、年に2回交換したとしても年間4,000円程度。タイヤ交換も15,000kmごとに1回(前後で約8,000円程度)なので、頻繁に大きな出費が発生しにくいです。
● 丈夫で故障しにくい
クロスカブのエンジンは、スーパーカブ110と同じくシンプルな空冷単気筒エンジンを搭載しており、耐久性に優れ、故障が少ないことで知られています。10万km以上走行しているユーザーも珍しくなく、大切にメンテナンスすれば長く乗り続けることができます。
2. 長期維持におけるデメリットや不満点
クロスカブは長く乗れるバイクですが、長期所有しているユーザーの中にはいくつかの不満点も挙げられています。
● 価格が高めでコスパが気になる
クロスカブ110の新車価格は約40万円前後と、原付二種としては比較的高価な部類に入ります。スーパーカブ110(約30万円前後)と比べても高めの価格設定なので、「この価格に見合った価値があるのか?」と悩む人もいます。ただし、長期維持することで、ランニングコストの安さが価格の高さをカバーできるため、長く乗るつもりなら十分元が取れるバイクと言えます。
● 収納スペースが少ない
クロスカブには、シート下の収納スペースがなく、リアボックスやサイドバッグの装着が必須となります。ツーリングや買い物で荷物を持ち運びたい場合、追加のカスタムが必要になります。リアボックスは5,000円~20,000円程度で装着可能なので、長期所有するなら早めに導入するのがオススメです。
● 最高速度がやや低い
クロスカブ110の最高速度は約90km/h前後ですが、加速性能は控えめです。そのため、長距離ツーリング時に「もう少し速度が出せたら」と感じることがあります。ただし、法定速度内で走る分には十分な性能であり、長期的に安全運転を意識するならむしろメリットとも言えます。
3. 長期維持で感じる「買ってよかった!」と思う瞬間
実際にクロスカブを長く乗り続けているユーザーが「買ってよかった」と感じる瞬間には、以下のようなものがあります。
● ガソリン代が安すぎて感動
「他のバイクと比べても燃費が良すぎて、1回の給油で数百円しかかからないのが本当にありがたい!」という声が多く聞かれます。特に、長距離ツーリング時には燃料代の違いが大きく、他のバイクと比較するとランニングコストの安さを実感できるでしょう。
● メンテナンスが簡単で費用がかからない
「オイル交換やチェーン調整など、メンテナンスが簡単で自分でもできるのが嬉しい!」という意見も多いです。クロスカブは構造がシンプルなので、バイク初心者でもメンテナンスしやすい点が長期維持に向いています。
● 見た目が飽きない&カスタムが楽しい
「クラシックで可愛らしいデザインが長年乗っても飽きない!」と感じる人が多く、さらに、カスタムパーツも豊富なので、自分好みに仕上げる楽しさがあります。長く乗っていても、「もう少し違う雰囲気にしたい」と思ったら、ハンドル周りやシート、マフラーなどをカスタムしてリフレッシュできるのも魅力です。
4. 結論:長く乗るほどコスパが良くなるバイク

クロスカブは、初期費用こそ高めですが、燃費・メンテナンス費用・耐久性の3点において非常に優れたバイクであり、長く乗れば乗るほどコスパの良さを実感できます。
「長期維持を前提にバイクを選びたい」という人にとって、買って後悔することはほとんどないでしょう。初期費用の高さや収納面での課題はあるものの、それらは後からリアボックスの装着やカスタムで解決できるため、大きなデメリットにはなりません。
「長く愛せるバイクが欲しい」「維持費を抑えて経済的に乗りたい」という人には、クロスカブは非常にオススメできる一台です。
250ccクラスと比較!クロスカブのコスパを検証
バイクを選ぶ際に、クロスカブ110と250ccクラスのバイクで迷う人は多い。どちらもツーリングに適したモデルが多く、維持費や燃費、乗り心地などのバランスを考える必要がある。本記事では、クロスカブ110と250ccクラスのバイクを維持費やコスパの観点から比較し、それぞれのメリット・デメリットを明確にしていく。
1. 車両価格の比較:クロスカブ110 vs 250ccクラス
まず、購入時の車両価格を比較すると、クロスカブ110の方が圧倒的に安価である。
- クロスカブ110(新車):約40万円前後
- 250ccクラスのバイク(新車):60万~80万円程度
この時点で、250ccクラスのバイクはクロスカブの1.5倍以上の価格帯となる。さらに、250ccクラスはフルカウルタイプやアドベンチャーモデルになると90万円以上のものもあり、初期投資の面ではクロスカブが優位に立つ。
2. 維持費の比較:年間コストを算出
クロスカブと250ccバイクでは、維持費にも大きな違いがある。以下の主要コストを比較してみよう。
① 自動車税(軽二輪と小型二輪の違い)
- クロスカブ110(原付二種):年間2,400円
- 250ccバイク(軽二輪):年間3,600円
クロスカブは原付二種に分類されるため、軽二輪の250ccクラスよりも自動車税が安い。
② 自賠責保険(強制保険)
- クロスカブ110(24ヶ月):9,270円(1年あたり約4,635円)
- 250ccバイク(24ヶ月):10,160円(1年あたり約5,080円)
こちらもクロスカブの方が若干安く済むが、大きな差ではない。
③ 任意保険
- クロスカブ110:年間約15,000円~30,000円
- 250ccバイク:年間約30,000円~60,000円
クロスカブはファミリーバイク特約が適用できるため、任意保険の費用が大幅に抑えられるのが最大のメリット。一方、250ccクラスではファミリーバイク特約が使えず、単独での加入が必須なため、年間コストが高くなる。
④ 燃費とガソリン代
- クロスカブ110:55~65km/L(年間5,000km走行時、ガソリン代約8,000~10,000円)
- 250ccバイク:25~35km/L(年間5,000km走行時、ガソリン代約20,000~25,000円)
250ccバイクは排気量が大きくなる分、燃費が悪化し、ガソリン代の負担が増える。年間1万円以上の差が出ることもある。
⑤ メンテナンス費用
- クロスカブ110:年間10,000~20,000円程度(オイル交換・タイヤ交換・チェーンメンテナンス)
- 250ccバイク:年間20,000~50,000円程度(オイル交換・タイヤ交換・チェーンメンテナンス・冷却水交換など)
250ccクラスのバイクはオイル交換頻度が多く、冷却水の交換などのメンテナンス項目も増えるため、維持費が高くなる傾向がある。
3. コスパを考えるならクロスカブが有利
コスパの観点から見ると、クロスカブ110のほうが圧倒的に優れている。
コストを総合比較(年間維持費)
項目 | クロスカブ110 | 250ccバイク |
---|---|---|
自動車税 | 2,400円 | 3,600円 |
自賠責保険 | 4,635円 | 5,080円 |
任意保険 | 15,000~30,000円 | 30,000~60,000円 |
燃料費 | 8,000~10,000円 | 20,000~25,000円 |
メンテナンス費用 | 10,000~20,000円 | 20,000~50,000円 |
合計(最低ライン) | 40,035円 | 78,680円 |
このように、年間維持費では約2倍の差が発生する。
特に、ファミリーバイク特約の適用や燃費の良さが、クロスカブの維持費を大幅に抑えている要因となる。
4. 250ccクラスが有利な点とは?
もちろん、250ccクラスにもメリットがある。
① 高速道路を走行できる クロスカブ110は高速道路を走れないため、長距離ツーリングがメインなら250ccの方が適している。
② 走行性能の違い 250ccバイクはエンジンパワーがあり、加速性能や巡航速度の安定感が魅力。特に二人乗りや荷物を積んでの走行には向いている。
③ デザインやスタイルの選択肢が多い 250ccクラスには、ネイキッド・フルカウル・アドベンチャーなど幅広いジャンルのバイクが存在し、好みに合わせた選択が可能。
5. 結論:街乗り・維持費重視ならクロスカブ、ツーリングなら250cc
結局、どちらが良いかは用途によって変わる。
✅ クロスカブ110が向いている人
- 低コストで維持したい
- 燃費の良いバイクが欲しい
- 街乗りや短距離ツーリングがメイン
- 気軽に乗れるバイクを探している
✅ 250ccバイクが向いている人
- 高速道路を利用したい
- よりパワフルな走りを求める
- 長距離ツーリングを快適に楽しみたい
- デザインや種類を重視したい
クロスカブは、圧倒的なコスパの良さと気軽に乗れるメリットが大きく、特に初心者や日常使いを考えるなら最適な選択肢となる。
一方で、ツーリングや高速走行を重視するなら250ccクラスのバイクも検討する価値がある。
**「維持費の安さを重視するならクロスカブ110が圧倒的におすすめ」**という結論に至るだろう。
街乗りでの維持費は?クロスカブの日常使いの魅力

クロスカブは、日常の街乗りに最適なバイクのひとつだ。ホンダのカブシリーズならではの経済性と実用性を兼ね備えており、通勤・通学からちょっとした買い物まで幅広い用途に対応する。ここでは、街乗りにおけるクロスカブの維持費と、その魅力について詳しく解説する。
1. 街乗りにおけるクロスカブの維持費の内訳
日常的な移動手段としてクロスカブを使用する場合、主に以下のような維持費が発生する。
① 燃費とガソリン代
クロスカブ110の実燃費は55〜65km/Lと非常に優秀だ。例えば、毎月500km走行する場合、必要なガソリン量は約8L〜9L。ガソリン価格が1L=170円とすると、月の燃料費は1,500円前後で済む計算になる。
② 自動車税(軽自動車税)
クロスカブは原付二種(110cc)に分類されるため、年間の自動車税は2,400円と格安。排気量が125ccを超えるバイクと比べても、かなりのコストメリットがある。
③ 自賠責保険
自賠責保険は法律で加入が義務付けられているが、クロスカブは小型二輪に比べて安いのが特徴。24ヶ月(2年)契約で9,270円なので、1年あたり約4,635円となる。
④ 任意保険(ファミリーバイク特約)
クロスカブ110はファミリーバイク特約を適用できるため、クルマの任意保険に加入していれば追加で月1,000円〜2,000円程度で補償が受けられる。単独でバイクの任意保険に入るよりも、圧倒的にコストを抑えることが可能だ。
⑤ オイル交換・メンテナンス費用
エンジンオイル交換は1,500〜2,500円程度で済み、頻度も3,000kmごと(街乗りメインなら半年に1回程度)でOK。チェーン調整やブレーキパッドの交換も低コストで対応できるため、年間維持費を大幅に抑えられる。
⑥ タイヤ交換
クロスカブのタイヤは前後セットで8,000円〜12,000円程度。街乗り中心なら10,000km程度は持つので、2年に1回交換すれば十分だ。
▶ 街乗りにおける年間維持費の目安
項目 | 年間コスト(概算) |
---|---|
燃料代(500km/月) | 18,000円 |
自動車税 | 2,400円 |
自賠責保険 | 4,635円 |
任意保険(ファミリーバイク特約) | 12,000円〜24,000円 |
オイル交換(2回/年) | 4,000円 |
タイヤ交換(2年に1回) | 6,000円 |
合計 | 47,035円〜58,035円 |
これだけのコストで、1年間快適に街乗りできるのは、クロスカブならではのメリットだ。
2. 街乗りにおけるクロスカブの魅力
クロスカブは、街乗りバイクとして非常に優れた特徴を持っている。
① 小回りが利くコンパクトなボディ
車体の全長は1,935mmと、一般的なスクーターよりも少し大きいが、取り回しは非常に軽快だ。ハンドルの切れ角が大きいため、狭い路地でもスムーズに走行できる。
② 維持費の安さはスクーター並み
スクーター(125ccクラス)と比較しても、クロスカブは維持費の安さがほぼ同等レベル。特にファミリーバイク特約が適用できる点が大きく、通勤・通学用途としてもコスパが良い。
③ 積載性が高い!リアボックスを装着すれば買い物にも便利
クロスカブはシート下に収納スペースがないものの、リアキャリアが標準装備されているため、リアボックスを取り付けるだけで収納力が大幅にアップする。40Lクラスのリアボックスなら、ヘルメット+荷物が余裕で入るため、買い物や普段使いにも最適だ。
④ 耐久性が高く、長く乗れる
ホンダのカブシリーズは、エンジンの耐久性が非常に高く、10万km以上走行しているユーザーも珍しくない。適切なメンテナンスをすれば、10年以上乗り続けられるのも魅力のひとつ。
3. クロスカブの街乗り向けカスタム・アクセサリー
街乗りの快適さをさらに向上させるために、おすすめのカスタムパーツを紹介する。
① リアボックス(GIVI・SHADなど)
価格:5,000円〜20,000円
→ 収納力UP!ヘルメット・荷物の持ち運びが便利になる
② スマホホルダー(RAM MOUNTなど)
価格:2,000円〜5,000円
→ ナビアプリを使用する際に便利。通勤・通学のルート確認も簡単
③ グリップヒーター(デイトナなど)
価格:6,000円〜10,000円
→ 冬場の走行でも手が冷たくならず、快適に運転できる
④ サイドバッグ(ROUGH&ROAD・KOMINEなど)
価格:3,000円〜10,000円
→ 荷物が多いときの収納スペース確保に役立つ
4. まとめ:街乗りならクロスカブは最強クラスのコスパバイク
クロスカブ110は、街乗り用途において維持費が安く、取り回しが良く、実用性が高いのが最大の魅力だ。年間維持費は約5万円前後で収まり、ガソリン代も非常に安い。さらに、耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば長く乗り続けることができる。
街乗りバイクを探しているなら、クロスカブ110は最有力候補の一台となることは間違いない。
ハンターカブの維持費に関する Q&A

ここでは、クロスカブやハンターカブの維持費に関する疑問について、詳しく回答していく。これから購入を検討している人や、維持費をできるだけ抑えたい人にとって役立つ情報をまとめた。
Q. クロスカブの自動車税はいくらですか?
クロスカブの自動車税(軽自動車税)は、排気量に応じて異なる。
- クロスカブ50(50cc):年間 2,000円
- クロスカブ110(110cc):年間 2,400円
- クロスカブ125(125cc):年間 2,400円(110ccと同額)
いずれのモデルも、税金は非常に安く、年間の負担はほぼ気にならないレベルだ。特にクロスカブ110は、普通の原付(50cc)よりも税額が400円高いだけで、よりパワフルな走行性能を得られるため、コストパフォーマンスが高いといえる。
Q. 400ccのバイクの年間維持費はいくらですか?
400ccクラスのバイクの年間維持費は、排気量が大きくなる分、クロスカブよりも高額になる。以下の項目別に概算をまとめた。
1. 自動車税(軽自動車税)
400ccのバイクは「軽二輪(126cc~250cc)」ではなく「小型二輪(251cc以上)」に分類され、年間6,000円の自動車税がかかる。
2. 自賠責保険
400ccクラスのバイクは、自賠責保険が高くなる。
例えば、24ヶ月契約の場合は13,350円(1年あたり6,675円)。
3. 任意保険
400ccクラスのバイクでは、ファミリーバイク特約は適用不可。したがって、単独でバイクの任意保険に加入する必要がある。費用は年齢や等級によるが、年間30,000円〜60,000円程度が相場となる。
4. 燃料費
400ccクラスの燃費は20km/L〜30km/Lが一般的。
毎月500km走行する場合、必要なガソリンは約20L〜25Lとなり、年間燃料費は40,000円〜50,000円程度。
5. メンテナンス費用(オイル交換・タイヤ交換など)
400ccクラスのオイル交換は、1回あたり3,000円〜6,000円で、年間2〜3回交換することを考えると、年間10,000円前後。
また、タイヤ交換は前後セットで40,000円〜50,000円と高額になりがちだが、走行距離にもよるため、年間15,000円程度と見積もっておく。
▶ 400ccバイクの年間維持費の目安
項目 | 年間コスト(概算) |
---|---|
自動車税 | 6,000円 |
自賠責保険 | 6,675円 |
任意保険 | 30,000円〜60,000円 |
燃料費 | 40,000円〜50,000円 |
メンテナンス費用 | 25,000円 |
合計 | 107,675円〜147,675円 |
400ccバイクはパワフルで高速道路も走れるが、クロスカブと比べると維持費は約2〜3倍に跳ね上がる。特に、任意保険が高額なため、コストを抑えたい人は小排気量のバイクを検討するのも一つの手だ。
Q. クロスカブ110の満タンで何キロ走れますか?
クロスカブ110の燃料タンク容量は4.3Lで、実燃費は55km/L〜65km/L。
この数値を元に計算すると、満タン時の走行距離は以下のようになる。
- **最低燃費(55km/L)**の場合 → 約236km
- **最高燃費(65km/L)**の場合 → 約280km
つまり、ガソリン1回の給油で200km以上走行できるため、通勤・通学などの街乗りはもちろん、ツーリングにも十分対応可能だ。
また、エコ運転を意識すれば、300km近く走ることも可能なので、給油の回数が少なく済むのもクロスカブの大きなメリットといえる。
Q. クロスカブとハンターカブの違いは何ですか?
クロスカブとハンターカブは、どちらもホンダのカブシリーズに属するバイクだが、デザイン・走行性能・価格などに違いがある。
比較項目 | クロスカブ110 | ハンターカブ CT125 |
---|---|---|
排気量 | 110cc | 125cc |
価格 | 約37万円 | 約44万円 |
燃費 | 55km/L〜65km/L | 50km/L〜55km/L |
足つき性 | 良い(低めのシート高) | やや高い(オフロード寄り) |
フロントフォーク | 通常のテレスコピック | 強化型テレスコピック |
リアサスペンション | シングルショック | ダブルショック |
走行性能 | 街乗り向け | オフロードも対応可 |
① デザインと用途の違い
クロスカブはシティバイク寄りのデザインで、街乗りや通勤・通学に適している。一方、ハンターカブはアウトドア・ツーリング向けのデザインで、オフロード性能を高めるために頑丈なフロントフォークやダブルリアショックを搭載している。
② エンジン・パワーの違い
クロスカブは110ccエンジンを搭載し、燃費性能が良いのが特徴。対して、ハンターカブは125ccエンジンを搭載し、よりパワフルな走行性能を持つ。坂道や長距離ツーリングでの余裕が違う。
③ 燃費と維持費の違い
クロスカブ110の燃費は55km/L〜65km/Lと優秀だが、ハンターカブCT125は50km/L〜55km/Lと若干低め。そのため、ガソリン代はクロスカブの方が抑えられる。
また、車体価格もクロスカブの方が7万円程度安く、維持費も若干低くなる。
④ 乗り心地と操作性
クロスカブはシート高が低く、足つきが良いため、初心者でも安心して乗りやすい。
一方、ハンターカブはシート高がやや高く、サスペンションもオフロード寄りのため、悪路や林道走行にも適している。
まとめ
クロスカブとハンターカブは、それぞれ用途や特徴が異なるバイクだ。
**街乗り・通勤メインなら「クロスカブ」、ツーリング・アウトドアを楽しみたいなら「ハンターカブ」**を選ぶのがベスト。
維持費を抑えたいならクロスカブ110が優れた選択肢となるが、走行性能や積載性を重視するならハンターカブCT125も魅力的な選択肢だ。
どちらもホンダのカブシリーズならではの経済性と耐久性を備えているため、長く楽しめるバイクであることは間違いない。
クロスカブ 維持費の全貌!コストと節約のポイントを解説
- クロスカブの維持費は年間約4万〜5万円と低コスト
- 自動車税は原付二種(110cc)で年間2,400円と安い
- JA55型のクロスカブは燃費が55〜65km/Lと優秀
- 燃料費は月500km走行で約1,500円と経済的
- 一年点検の費用は1万円前後が相場
- 任意保険はファミリーバイク特約を利用すれば1万円程度に抑えられる
- メンテナンスはオイル交換やタイヤ交換が主な費用
- カスタム費用は目的次第で変動し、リアボックスは1万円前後で購入可能
- 走行距離が長くても、基本的なメンテナンスで長期間使用可能
- 初期費用は約40万円だが、リセールバリューが高いため長期的にコスパが良い
- デメリットとして収納スペースの少なさや最高速度の低さが挙げられる
- CT125(ハンターカブ)と比較すると燃費や価格面で優位
- 免許は原付二種(小型限定普通二輪)で取得可能
- 維持費を抑えるには燃費を意識した走行とセルフメンテナンスが有効
- 長期間乗ることで、結果的に他のバイクよりコスパが高くなる